秋篠の 瓦まぶしく 鰯雲
(あきしのの かわらまぶしく いわしぐも)
10610 【季語】 鰯雲 【季節】 三秋
秋篠=奈良 秋篠寺
インフルか 運動会の 声聞かず
(いんふるか うんどうかいの こえきかず)
10611 【季語】 運動会 【季節】 三秋
体育の日 腰痛ければ 何もせず
(たいいくのひ こしいたければ なにもせず)
10612 【季語】 体育の日 【季節】 晩秋
秋の雨 急に現る 傘マーク
(あきのあめ きゅうにあらわる かさまーく)
10613 【季語】 秋の雨 【季節】 三秋
秋澄むや 畳替えとて 上の階
(あきすむや たたみがえとて うえのかい)
10614 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋
煮大根 苦さの判る 歳となり
(にだいこん にがさのわかる としとなり)
10615 【季語】 煮大根 【季節】 三冬
とろろなる 豆腐料理の 味足らず
(とろろなる とうふりょうりの あじたらず)
10616 【季語】 とろろ 【季節】 三秋
夕餉には オロシはあれど 秋刀魚なし
(ゆうげには おろしはあれど さんまなし)
10617 【季語】 秋刀魚 【季節】 晩秋
腸の 苦きが美味き 秋刀魚かな
(はらわたの にがきがうまき さんまかな)
10618 【季語】 秋刀魚 【季節】 晩秋
ご近所の 公園賑わう 秋の薔薇
(ごきんじょの こうえんにぎわう あきのばら)
10619 【季語】 秋の薔薇 【季節】 三秋