俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

長月

2009年10月19日 | 俳句

学び舎の 境界守る 金木犀
(まなびやの きょうかいまもる きんもくせい)
10653 【季語】 金木犀 【季節】 晩秋


石鎚に 湧き出づる雲 秋色に
(いしづちに わきいづるくも あきいろに)
10654 【季語】 秋 【季節】 三秋


バーゲンの チラシの数や 秋深し
(ばーげんの ちらしのかずや あきふかし)
10655 【季語】 秋深し 【季節】 晩秋


生駒山 見送られ見る 秋の暮
(いこまやま みおくられみる あきのくれ)
10656 【季語】 秋の暮 【季節】 三秋


まだ続く ブラックマンデー 夜半の秋
(まだつづく ぶらっくまんでー よわのあき)
10657 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋


通勤に 色無き風の 背中押す
(つうきんに いろなきかぜの せなかおす)
10658 【季語】 色無き風 【季節】 三秋
色無き風=五行説で四季に色をつけると、秋は白。
ゆえに秋風を「色無き風」ともいう。


長月や 予定埋まらぬ 日々多し
(ながつきや よていうまらぬ ひびおおし)
10659 【季語】 長月 【季節】 晩秋


秋日和 天下泰平 おらが部屋
(あきびより てんかたいへい おらがへや)
10660 【季語】 秋日和 【季節】 三秋


コメント
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