俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋雨

2009年10月17日 | 俳句

またも聞く 倒産の噂 秋の暮
(またもきく とうさんのうわさ あきのくれ)
10641 【季語】 秋の暮 【季節】 三秋


自転車の 荷台に残る 枯れ杉葉
(じてんしゃの にだいにのこる かれすぎは)
10642 【季語】 枯(れ杉)葉 【季節】 三冬


自転車に 風来て感ず 秋の暮
(じてんしゃに かぜきてかんず あきのくれ)
10643 【季語】 秋の暮 【季節】 三秋


秋雷の 時に近きを 嫁騒ぐ
(しゅうらいの ときにちかきを よめさわぐ)
10644 【季語】 秋雷 【季節】 初秋


街角に 黄葉始む 木々があり
(まちかどに こうようはじむ きぎがあり)
10645 【季語】 黄葉 【季節】 晩秋


風の筋 示すが如く 落葉あり
(かぜのすじ しめすがごとく おちばあり)
10646 【季語】 落葉 【季節】 三冬


髪切れば 深みを増しぬ 秋の雨
(かみきれば ふかみをましぬ あきのあめ)
10647 【季語】 秋の雨 【季節】 三秋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする