俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

蚯蚓鳴く

2009年10月28日 | 俳句

柿二つ 食べごろ待ちて 卓の上
(かきふたつ たべごろまちて たくのうえ)
10707 【季語】 柿 【季節】 晩秋


末枯れや 明日も天気と 言うけれど
(うらがれや あすもてんきと いうけれど)
10708 【季語】 末枯れ 【季節】 晩秋
末枯れ(うらがれ)=草木がうら枯れること。また、その寂しいようす。


地下街を 抜けるとそこは 秋の空
(ちかがいを ぬけるとそこは あきのそら)
10709 【季語】 秋の空 【季節】 三秋


我に似て 腰が痛むか 蚯蚓鳴く
(われににて こしがいたむか みみずなく)
10710 【季語】 蚯蚓鳴く 【季節】 三秋
蚯蚓鳴く(みみず なく) =秋の夜、土中で「じいい」と鳴く声を、
ミミズの鳴き声としたもの。実は螻蛄(けら)の声 。


パソコンの フリーズお手上げ 冬近し
(ぱそこんの ふりーずおてあげ ふゆちかし)
10711 【季語】 冬近し 【季節】 晩秋


コメント
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