俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

アベノリスク

2013年05月04日 | 俳句

みどりの日 アベノリスクの 始まりと
(みどりのひ あべのりすくの はじまりと)
15653 【季語】 みどりの日 【季節】 晩春


初夏なのに 夏と冬との いたちごっこ
(しょかなのに なつとふゆとの いたちごっこ)
15654 【季語】 初夏 【季節】 初夏


足裏や 扁平と啼くな 明日は夏
(あしうらや へんぺいとなくな あすはなつ)
15655 【季語】 立夏 【季節】 初夏


ケセラセラ 暦の上の 春惜しむ
(けせらせら こよみのうえの はるおしむ)
15656 【季語】 春惜しむ 【季節】 晩春


酔いしれて 眠れる花に 小雨降る
(よいしれて ねむれるはなに こさめふる)
15657 【季語】 眠れる花 【季節】 晩春
眠れる花=花海棠(はなかいどう)


花馬酔木 雪月ほどに 光なし
(はなあしび ゆきつきほどに ひかりなし)
15658 【季語】 花馬酔木 【季節】 晩春


これでもさ さみしい夏と 言うなかれ
(これでもさ さみしいなつと いうなかれ)
15659 【季語】 夏 【季節】 三夏


天を向き 日焼けの滲む 花水木
(てんをむき ひやけのにじむ はなみずき)
15660 【季語】 花水木 【季節】 晩春


遠目には 柳生の紋の 花楓
(とおめには やぎゅうのもんの はなかえで)
15661 【季語】 花楓 【季節】 晩春


春惜しむ 抜け毛の増えて なお惜しむ
(はるおしむ ぬけげのふえて なおおしむ)
15662 【季語】 春惜しむ 【季節】 晩春


ひとときの あたたかさゆえ 忘られず
(ひとときの あたたかさゆえ わすられず)
15663 【季語】 あたたか 【季節】 三春


まずビール 酒に替わりて 酩酊す
(まずびーる さけにかわりて めいていす)
15664 【季語】 ビール 【季節】 三夏



コメント
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