水芭蕉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6d/7274346c986626fa2965d88d9006519c.jpg)
夜明け前の薄明かりの中に雨に洗われた水芭蕉の白さが浮き出ていた。
湿地帯に群生する水芭蕉も圧巻だけれど、孤高のそれも捨てたものではない。
葉の間から次から次へと花包が伸びて、5輪目の開花である。
不思議なことに後から咲く花の方が一回り大輪である。
最初の花を見たた時から既に10数年が経つ、厳寒の凍土に突き出していた黒い穂先から、わずかに緑色が覗いた2月、その後いく度か寒波にその穂先を痛めつけられながら耐えていた。
それから約1カ月、堅く巻かれたスプリングが一気に放たれたようだ。
緑と白の配色に雨の水滴が光ってなんともすがすがしい。
松本城の近くに、四季の花々をモチーフに季節限定の美しい和菓子を並べる老舗がある。
いつか銘菓「水芭蕉」が世に出るかもしれない。
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夜明け前の薄明かりの中に雨に洗われた水芭蕉の白さが浮き出ていた。
湿地帯に群生する水芭蕉も圧巻だけれど、孤高のそれも捨てたものではない。
葉の間から次から次へと花包が伸びて、5輪目の開花である。
不思議なことに後から咲く花の方が一回り大輪である。
最初の花を見たた時から既に10数年が経つ、厳寒の凍土に突き出していた黒い穂先から、わずかに緑色が覗いた2月、その後いく度か寒波にその穂先を痛めつけられながら耐えていた。
それから約1カ月、堅く巻かれたスプリングが一気に放たれたようだ。
緑と白の配色に雨の水滴が光ってなんともすがすがしい。
松本城の近くに、四季の花々をモチーフに季節限定の美しい和菓子を並べる老舗がある。
いつか銘菓「水芭蕉」が世に出るかもしれない。