常念が見える部屋から

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デラ葡萄とミネゾ

2013年08月11日 | 季節の便り

デラ葡萄

ミネゾの赤い実

デラ葡萄の芳りが漂い始めた。酸味が抜けて糖度が上がったぶどう棚からは、毎日甘い香りがあふれてくる。

果樹農家さんに聞くと、春先の異常低温等で心配したけれど、作柄も値段もまずまずだという。

この地区のデラブドウ栽培は明治時代に始まった。

南斜面の地形にあった品種の選定、栽培技術の確立等、幾多の苦難を越え育てたブランド品である。

葡萄栽培は手作業が主となるため後継者不足で、放置された棚が散見される状況になってしまった。

しかし葡萄栽培がしたくてこの地区に移住してくる人もいる。

ミネゾ(一位、オンコ)の実が宝石のようだ。赤い実を口に入れると蜜のように甘い。

決して中心の青い硬い種を噛潰してはいけない、口が曲がるほど苦くてその上有毒だといわれている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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