常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

流星群

2009年10月21日 | 季節の便り
紫式部


晩秋の澄みきった空に、夜あけ前のオリオン星座が美しい。
流星に誘われたのだけれど、それらしき光は見えなかった、代わりに星に見まがう飛行機の灯火が空を横切って行き来するのが幾度か見えた。
成層圏を行き来しているのであろう、光の後をずっと遅れてかすかな音が聞こえてくる。
何故こんな内陸地の上空を通過するのだろう、それは都市間に直線に引かれた飛行ルートの、たまたまここが直下に位置したという事だけなのだろう。
海や山や川は成層圏を飛ぶ物体にとって何の障害にもならないのだ
グーグルアースで俯瞰した地球を見ると、そのことがよくわかる。
地上では紫式部が鮮やかに映える




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冬に向かう

2009年10月20日 | 季節の便り
野葡萄



夜明け前の空に冬の星座がかかって、気温がぐんぐん下がってくる。
星座が寒さを呼びよせるのだろう
この寒さで紅葉は頂から麓に向かって一目散に駆けおりる。
峰々に広がる枯葉色が紅葉を追いかけて、日毎にその面積を拡大している。
星座のように野葡萄の色が輝きを増して、小春日和が続く。
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戦いすんで

2009年10月19日 | 季節の便り
晩秋


昨日 秋晴れの下に地区連合運動会が開催された。
以前は一日かけて地区対抗の熱戦が繰り広げられけれど、近ごろは午前中で終わる。
それでも優勝旗をめぐる各地区の意地はある。
わが町会は昨年の最下位から一つ順位を上が11位に躍進?できた。
公民館長として喜ばしい限りである
運動会が終わって山里に静けさが戻る
里山の杉木立の向こう側に、収穫が終わった水田が続いて、点在する葡萄畑は黄葉に染まった。
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冬の備え

2009年10月18日 | 季節の便り
一丁目一番地


冬への備え
日当たりのよい一番地を鉢植えのために空けた。
鉢台に使った一斗樽の安定感が素晴らしいと自画自賛。
冬の間、この緑に囲まれて南国の夢を見るのも悪くないと思いながら、年々重量を増す鉢と、衰える腕力の狭間で、大仕事をほぼ終えた。


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柿の熟すころ

2009年10月17日 | 季節の便り
カコウ柿



柿は人間にとって多種目の活動源を含有しているから「柿が赤くなると、医者が青くなる」という言い伝えがあった。
今年は柿が不作である。
全く手入れしない、ほったら柿で、すべてお天道様にお任せだから仕方がない。
昨年の豊作の後遺症かもしれない。
それでも葉がくれに大きな柿が色つき始めた。
柿には甘柿と渋柿があって別木である。しかし数は少ないけれど甘柿の木に渋柿がなることもあり、その逆もある。
さらにいえば頭のほうは甘いのに、蔕(へた)に近づくにしたがって渋みが増してくるものもある。
形、色艶から、甘くおいしい柿を見分ける絶対の自信はあるのだが、それを言葉で伝えるのは難しい。
口が曲がるほどの渋柿を何度も食べてようやく会得した奥義なのだ。
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ルエリア マクランサ

2009年10月16日 | 季節の便り

ルエリアのイメージ


先週土曜日、正木さんから新しい鉢植えをいただいた。
覚えやすい名前に思えたのでメモも取らずに持ち帰った。
しかしやっぱり忘れた 忘れたというより、覚えなかったのだ。
野の花の名前が判らないのは仕方がないとして、我が家にある鉢植えの名前が判らないのは落ち着かない。
実家に問い合わせて判明したその名はルエリア マクランサ
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栗の実

2009年10月15日 | 季節の便り
秋空晴れて


畑の隅に育った栗の木が見上げるほどの大木となって、揺らして落としたり、竿でたたき落とすことはもうできない。
収穫は自然に落ちるのを下でひたすら待つより方法が無くなった。
リスや野ネズミもそのようにしてじっと待っている。
動物たちはそれが仕事だから、落ちる端からせっせと巣穴に運び込む、だから人間の手に入るのは極く僅かである。
ところが 今年はどうしたわけか、栗の実が地面一面に敷き詰めたように散らばっていたと聞いた。
リスやネズミが拾いきれないほど豊作だったのか、何かほかに原因があるのか判らないが、人間はとりあえずほくほくである。
しかし 面白がって拾い集めた大量の栗の処分に、かみさんはいささか困惑している。
栗ご飯に必要なのは20ケ程 正月のきんとんに50ケ さて残りはどうする?

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パッションフルーツ

2009年10月14日 | 季節の便り
果物時計草

雄大に成長

今年のパッションフルーツ(果物時計草)の成長は何とも頼もしく、咲いた花の総数は100を超えた。
残念ながら結実には至らなかったものの、南国情緒たっぷりな花を期間を通して満喫できた。
花が咲く棚の下に立つと気分はいつもサンダカンであった。
最低気温が10度を割ってそろそろ冬越しの準備に入る。
蔓を刈り込んで幹だけを残し、来季の結実を言い聞かせて室内に取り込む。
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インクの成分分析

2009年10月13日 | 季節の便り


今はほとんど使うことはないが万年筆の手入れをした。
手入れといってもペン先に霧吹きで水を吹きかけて洗うだけである。
机の中に以前新幹線で配られたピュアコットンのおしぼりがあったので、洗浄水受けに使った。
ペン先に付着しているインクが溶けて、JRのおしぼりに滴る。
ペン先の輝きを確認して手入れは終わる。
汚れたお絞りは屑かごに捨てた。
時間がたって何気なく屑かごを覗くと、黒く汚れたお絞りに色の変化があって、黒を中心にブルーとピンクがきれいに分離し発色していた。
美しいインクの黒色は、このような色インクから成り立っていたのだ。
半世紀も昔、信州大学で濾紙に血清を塗布し分析する濾紙泳動を手伝ったことを思い出した。
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サイエンスショウ

2009年10月12日 | 季節の便り
アートバルーン

クラブ45周年記念事業で高名なサイエンスショウを開催し、多数の入場者の目を科学に釘づけさせた。
普段あまり気に止めない自然現象を巧みに取り込んだショウは、子供たちの割れるような歓声終始包まれていた。
待合の時間を利用したアートバルーン教室も大人気を博した。

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