常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

荒れた天気

2013年12月10日 | 季節の便り

朝は気温が上がって強い雨が降った

根性紅葉ががんばっている。

いったん薄日がさして、ほどなく全天が黒い雲に覆われて降り出した雨が雹に変わった。

雹変である。

窓枠に叩き落された根性紅葉

雹のすだれで視界が遮られ、季節外れの雷鳴が鳴った。

降り積もる

 

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常念まど

2013年12月09日 | 常念100景

槍の穂先の薄紅色が、常念の主峰に飛んで冠雪は紅の面積を広げてゆく。

窓から見る冬の朝の贅沢な一瞬である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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飛行機レーダー24

2013年12月08日 | 季節の便り

常念 暮色

 五日月

先ほど月の下を、北京発サンフランシスコ行きのボーイング747型機が通り過ぎて行った。

撮影に手間取っている間に梢の影に消えた。

パソコン上を移動する航空機アイコンと、実際に飛行中の燈火が同期して進んでゆく。

 

 

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飛行機レーダー24

2013年12月07日 | 季節の便り

枯れすすき

 

青空に白い引きながら、夜 燈火を点滅させながら、はるか上空を通過する航空機を目で追いながら、どこから出てどこに行くのか気になっていた。

ところが「飛行機レーダー24」サイトで見ると、 飛行機が地図上のどこを飛んでいるのかをリアルタイムで図示してくれる優れものだ。

また地図上の飛行機をクリックすればその飛行機の、行先から、高度、スピード、外気温度までが表示される。

 

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ケセラン パサラン

2013年12月06日 | 季節の便り

常念厚い雪雲に閉ざされて

ガガイモ巣立ち

一休み

ガガイモといわず「コアミ」と呼んでいた。

綿毛を和裁で使う針挿しの中に詰めると、針がさびないといわれ貴重だったようだ。

種を飛ばすための綿毛を種髪(シュハツ)という、種子に比べて種髪が大きいので生き物のように空を舞う。

疲れると壁などに吸い寄せられるようにして止まる、捕まえようと手を伸ばすと手の温もりを感知してツイと逃げる。

白粉を吸って生きるケセランパサランという妖精がいる。

空中を自由に飛ぶその外観は、ガガイモの種髪に酷似しているらしい。

ケセランは超能力を持ち、飼い主に抱えきれない幸運を運んでくる。

しかし飼い主に、その姿を二度見られると、即座に超能力は霧消してしまう。

これを熟知する飼い主は、ケセランのことは人に話さないし、もちろん見せることもしない。

だからケセランの謎はいつまでも迷宮入り

 

 

 

 

 

 

 

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極夜の始まり

2013年12月05日 | 季節の便り

今朝の常念(6:51)

天候が安定して朝の気温はー2℃まで下がるけれど、穏やかな日が続いている

太陽は高度をぐんぐんと下げ、ついに落葉松の梢に隠れてしまった。

 極夜状態に突入する。

太陽のこの憂鬱な動きは、冬至まで続き、底からようやく上昇に反転する。

だから一番待ち遠しく思うのは冬至であり、冬至こそ太陽が復活する日である。

友人制作の2014年カレンダー 1月の写真 山中湖の富士

 

 

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迷い込んだ鹿

2013年12月04日 | 季節の便り

12月4日7:00 すっきりと晴れた常念

琵琶のつぼみ

 防獣フェンスの内側(人間領域)で鹿の食害が発生している。

鹿が内側に侵入した原因は明白で、山に入った人がフェンスの扉を閉め忘れたことによる。

数頭の鹿が開かれた門から人間界に迷い込み、畑に実った秋野菜を食い荒らした。

それらの鹿を山に追い返すことは至難の業で不可能だろうと専門家は云う。

打ち殺すか罠で捕獲するか、野生動物に対する感情が日増しに殺伐としてくる。

野生動物愛護は絶滅危惧種に限定された。鹿は差別と怒っている。

 

 

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野沢菜漬け

2013年12月03日 | 季節の便り

12月3日6:50分 朝日に輝く常念

たき火の煙  南方から桐原方面を望む

一度左手に流れた煙が反転して右手の山腹に向かってながれ始めた。

谷間を吹き抜ける風は、朝のある時間になると逆転する

 

12月3日8:30分

野沢菜漬けの季節、野沢菜は霜にあたるほど旨味が増してくるといわれる。

信州の味覚 風物詩といわれるけれど、どこの家庭でも自家用に漬ける量は激減した。

理由は漬け菜を食べなくなったからだと思う。

なぜ食べなくなったか、家族数が減った、食生活が豊かになった、減塩運動成果、厄介だ等等

我が家でも背丈ほどもあった漬物桶を何十年も前に処分して、今はこじんまりした四角いポリ容器に申し訳程度に漬けている。

それでもやっぱり無いと寂しいから、残暑厳しいころ種蒔きして、原材料の野沢菜を確保している。

しかし 残念なことに、今年は野沢菜の生育があまり良くなかった。

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収穫祝い

2013年12月02日 | 季節の便り

 薄靄のかかった今朝の常念

 

セントポーリア 窓の向こうは残り紅葉 

昨日の収穫祝い (伊那西箕輪 羽広荘) 常会の顔役達

師走初日 常会10軒が懇親を深めた。

 常会における収穫祝または新年会は、ずっと昔から続く行事である、今年も昨日収穫祝いとして盛大?に行われた。

以前はその年の当屋(当番)宅に集まっての祝宴だったけれど、当屋が大変ということでいつごろか外で行うようになったという。

手元にある記録簿に昭和33年の新年会収支記録がある。18戸当屋赤羽某氏宅

清酒 4升 @475円

葡萄酒 1升   @300

菓子    カステラ 最中 揚小丸 羊羹ロール   合計 952円

竹輪  15本     @10

醤油  1升      100 

味の素 1袋       50

削り節  1袋      30

豆腐   各戸大豆2合拠出し加工してもらう 加工賃も大豆で支払う

油揚げ   10枚   @13    

献立は各戸持ち寄りの野菜を入れた「おでん」と推測される、 実に質素であり 葡萄酒という呼び方が懐かしい。

    

 

 

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燕山荘からの反射光

2013年12月01日 | 季節の便り

燕山荘から届く季節の便り

新雪が積もってすっかり冬景色の中、山荘のガラス窓の反射した弱弱しい光が届く。

旧聞に値するが、可視光線を使った新らしい通信技術を開発するための人工衛星が打ち上げられたということだ。

 

 

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