11月4日(日)。自宅前の河川で,伝統ある魚釣り大会が行われました。わたしは大会実行委員の一人として参加しました。
早朝6時30分に集合。ぐっと冷え込み,からだが震え上がりました。霧が深く,晴れ上がることは間違いないといった天気でした。カワウの群れが頭上,下流に向かって飛んで行きました。その向こうの西空には更待月(二十日月)が残っていました。気温はぐっと下がった中,テントを立てる,受付の用意をする,など作業を進めました。
この日の参加者は太公望がざっと150人。遠来組では大阪からの参加者もありました。この人たちが魚種別に長寸争いをして,優勝を争うのです。コイ,フナ,ブラックバス,ナマズ,シラハエ,その他,の6部門が設けられました。
7時,釣り開始! 見て回ったところでは,水温が低くて魚の動きがよくないようで,釣れている雰囲気ではありませんでした。
橋梁の下では……。
井堰下の深みでは……。
10時に終了。部門ごとに長さを測っていきました。あまり釣れなかったとはいえ,結構いろんな魚種が集まり生態系を考える参考資料が入手できました。
コイは75cmありました。
ナマズも大物でした。
小さいものではヨシノボリ。その他,ブルーギル,モロコ,ウグイ,ギギ,ニゴイ,……。
この後,表彰式,おたのしみ抽選会がありました。
振り返ると,釣果はさびしかったものの,晴天下,参加者には水辺で過ごすたのしさを味わっていただけたように感じた次第です。