11月11日(日)。雨の中,消火栓を使った放水訓練をしました。
わたしの住む集落は,河川と山に挟まれた狭小な地形に立地しています。そのため,水害,山崩れに対する危機感が消えることはありません。万一のそうした自然災害に適切に対応して,被害を最小限に食い止める訓練を重ねていかなくてはならないと考えているところです。
本年度はそうした危機管理対応の取組として,平日の火災発生を想定して消火栓による放水を実施しました。
普段の日は,「いざ火災が発生!」という場合は消防団員は勤めの関係で不在です。その代わりに,在宅の熟年層を中心にした消防協力員制度がつくられています。本集落の協力員はわたしを入れて10名。この協力員が初期消火に務めることになるわけです。
今日は協力員と消防団員,それに関係者が集まって,放水の状況を確認しました。
その後,11箇所ある消火栓・ホース格納箱本体と必要部品の状況を確かめました。しばらくこうした点検をしていないと,意外に不備が見えてきます。今日の点検からも,いくつか課題が浮かびました。
今は,秋の火災予防運動期間中。意味のある訓練になりました。