訪れる昆虫には,小さな種もまた混ざっています。
コシブトハナバチの仲間が訪れました。キオビツヤハナバチかもしれません。体長1cmにも満たない大きさ(小ささ?)です。 毛で覆われた脚が印象に残ります。外の世界を感知することが昆虫にとって最大の関心事。発達した触角,複眼と単眼がその役割を担います。
ハエの仲間が二種。小さめの昆虫は,互いに干渉し合うことなく,共生していきます。口吻を花に入れるという行為は,まさに頭を丸ごと入れることと同じなのです。極小のハエだと,からだごと入り込みます。からだの大きさからすれば,蜜源は相当な量を提供してくれているでしょう。
ハエの種を同定する作業は,わたしの力の及ぶところではありません。科だけでもいくつもあるのに,その中で特定するのはたいへんなことです。典型的な特徴を持つものなら,だいたい見当は付きますが,上写真のものとなると困難です。
マア,そんな次元で昆虫のいのちと向き合っています。