早く孵化した幼虫は,もうかなり大きく育ちました。途中脱皮をしているはずですが,その場面を観察したことはありません。あれもこれもあって,優先順位を付けてやっていたら,そこまで手が回らないのが実情です。
下写真の幼虫は体長が5mmです。大きさや色,体型を見ると,成長ぶりがうかがえます。
周りは餌だらけ。食べようと思えば,ほとんど苦労なしに口にできます。なにも知らないアブラムシにはお気の毒な話です。写真の左に,殻が写っています。この殻から出てきた個体がこの幼虫かどうかは不明です。
アブラムシに比べると大きなからだなので,軽々と持ち上げます。アブラムシは,この受難に「いったいなにが起こったのか」と思っているのでしょうか。それとも,ちっとも状況を察していないのでしょうか。ヒラタアブの幼虫の動きからすると,その動きはほとんどない感じです。
ホトケノザの葉では,じつに多様・多彩なドラマが展開していきます。