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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの真正種子栽培,本実験(その3)

2014-04-17 | ジャガイモ

4月16日(水)。

今日は,初発芽を見た翌日。次々に芽が出てきています。 蒔いた種子は一定の間隔があり,加えて芽生えが小さいので,“次々”といっても,とっさにそう思えるわけではありません。ざあーっと数えてみて,そしてポッポッと子葉の緑が見えるなあという印象から,そう思えるのです。

以下,芽生えの画像をいくつか載せておくことにします。ただ,「これは!」と思うものに限って。

ついつい種子をたくさん落としてしまったポットです。一気に発芽した感のある風景です。

 


根毛がくっきり。 


この芽生えでも根毛が。なお,茎の太さは0.7mm程度ですから,根毛の長さ・細さは想像できると思います。実際は想像が及ばない世界かもしれません。


三きょうだいのような感じでなかよく同じ向きにカーブしています。光の加減でしょうか。からだの緑が,いのちの始まりを告げているかのようです。 


まだ双葉が開いていませんが,スマートに伸びています。 

 
根が出てきたばかり。からだはまだ真っ白。


頭をもたげました。すこし緑がかっています。光を浴びている証拠です。


双葉の片方に種皮が残っています。いかにも芽生えという感じが伝わってきます。


別の双葉を見ましょう。種皮が落ちて,自立して生きようとする双葉です。葉の緑が,いかにもその決意を物語っているようです。

 


発芽期には特徴的な変化が見られます。胚が伸びて,まず幼根が出てきます。そうしてからだを固定して,水分を吸い上げます。そうしながら,光合成の準備を整えていきます。大変化には見る者のこころを動かす営みが詰まっているのです。