自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,現れたハチの行動

2014-12-25 | ホトケノザ

庭のホトケノザを見ていると,突然大きめのハチが現れました。体長15mmといったところです。産卵管をもった立派な姿をしています。それが忙しなく葉の間を動いたり,脇のコンクリート壁の隙間に入ったり,はたまた犬走りを歩いたりするのです。 

名は今のところ未同定。暖かめの日だったので,体温を上げるために日だまりに現れたか,獲物を探しているか,産卵場所を探しているか,そんなところでしょうか。

 
その翌日は寒い朝を迎えました。同じ場所で偶然見かけたのがこのハチ。寒いので,葉の上でじっとしていました。というより,動けないのです。それで,慌てることなく写真に収めることができました。

 
しっかりした触覚の持ち主です。根元は,方向をしっかり決めるためか,頑丈にできているようです。複眼は頭部を相当に占めています。単眼が三つはっきり確認できます。


冬に姿を現したのは,観察者としてはうれしい話。ほんとうはなにを考え,なにをしようとしているのか,そうしたことが観察をとおしてすこしでも見えてきたら,スゴイのですが。