8月31日(水)。これだけ幼虫がいると,食草を食べている風景などいくつも見られます。
おもしろいことに,その後産付された卵が新たにいくつか見つかりました。産み付けられてから日が経っているので,もうすぐ孵化しそうです。ということは,成虫が度々訪れていたということになります。ただ,わたしはこの夏成虫を一度も見かけたことがありません。
卵のある部分をじょうずに避けて食べていきます(矢印は新しい卵)。
初めて見た卵の事例が2つあります。1つは孵化間近だったのがどうしたことか孵化に至らず,いのちが絶えてしまった例。
原因を探るために,一眼レフで接写しました。すると,側面に小さな穴がぽっかり。寄生バチが出た穴でしょうか。
中の幼虫には毛が生えていて,誕生前だったことが窺えます。つまり,外敵に侵入されたようなのです。
もう1つは,天敵らしいハチに狙われている例。小さな卵に,それよりさらに小さな天敵がいるとは! 卵の発育を見守る必要があります。