自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

秋,アカタテハの卵

2016-09-14 | アカタテハ

9月5日(月)。庭のカラムシの若葉を何げなく見ると,アカタテハの卵がポツンと一粒。「ははーん,産卵にやって来たんだ」。そう思って卵を確認。

 
産み付けてからそれほど日は経っていないと思われる色をしています。ほかにも卵はないかと探しましたが,見当たりません。唯一の卵! 「よし,この卵の変化を追いかけようか」。そう決めました。


卵殻の凹凸を数えると,12。この卵にこの数字がふさわしいわけは何なのでしょう。考えれば,ふしぎです。

アカタテハはわたしのたいせつな観察対象です。しばらく見ていきます。

9月6日(火)。正午前。中になにか影が見える感じがします。

 

 
9月7日(水)。朝。昨日と変わったようには見えません。

 
9月8日(木)。雨。頂部に空間が見えてきました。

 
雨が上がった昼。別の株で葉をつづった幼虫を見かけました。確かに中に幼虫の気配が。


覗くと,幼虫と排泄物が横たわっていました。