自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

野草紙のことでアクセスいただいている皆さまへ

2016-09-11 | 野草紙

  野草紙づくりに関心のある皆さま方へ

野草紙をキーワードに,度々本ブログにアクセスをいただきまして,ありがとうございます。

子どもと土をつなぎつつ,地味で,それでいて魅力的な提案を発信し続けている雑誌に『N誌』があります。ファミリーでの取組を主眼においた季刊誌で,そのとおり,優等生的な取組を取り上げるのではなく,誰にでもやさしくって,どの子にもできるおもしろいアイデアが満載された雑誌です。その最新号に“自然となかよしおじさん”の紙づくり手法が写真たっぷりで紹介されています。

わたしが敢えてイニシャル名で雑誌を紹介するのは,どうしても野草紙情報を必要とする方はお調べになってたどり着いていただければと思うからです。固有名詞を出すとか,余計な情報を提供し過ぎるのは控え,抑制的な紹介話程度になります。

一方,本ブログではコメントを受け取らないように設定しているために,実際にはご迷惑をお掛けしているのではと感じています。そうならほんとうに申し訳ございません。それで本記事をとおしてほんのすこしだけ最新情報をお伝えすることにしました。

N誌の編集者Kさんとやり取りを始めたのが昨春。取材訪問をいただいたのが昨秋。当時の様子についてはすでに記事にしています。その後,さらにやり取りがあって,今夏,N誌の記事として掲載されるという経緯をたどりました。

本号の特集タイトルは見事ないい切り表現になっています。記事内容に対する責任・自信のようなもの,あるいは内容の充実ぶりといったものが伝わってきます。実際,紙漉き記事は6ページにわたっていて,しっかり仕上がっているとわたしは感じています。もしご自分で野草紙を漉いてみたいと思われる方にはとても参考になるのではないでしょうか。可能な限り情報を盛り込み読者に良質の情報を届けたいという,Kさんの情熱が伝わってきます。


そう思って他の記事を見ると,それらもやっぱりそうなのです。雑誌を貫いて,子どもの目を土やら風やら水やらに向けたいと願う熱意がみなぎっています。親子で関心が膨らめば,どのファミリーでもチャレンジでき,充実感が味わえるというのが魅力です。

本ブログのサブタイトルに“風を聴き 水に触れ 土を匂う”とうたっています。雑誌の編集の方向が,わたしの気持ちとなんだかつながっているような。重なっているような。

野草紙づくりに強い関心をお持ちの方には,一読をおすすめします。

                             自然となかよしおじさんから