自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その355)

2016-09-13 | ジャコウアゲハ

9月5日(月)。午前11時。ジャコウアゲハが1頭,アゲハの庭園で産卵場所を探していました。しばらくして,葉を探し当てて産卵ポーズ。産卵直後写したのが下写真です。3個産み付けていました。近頃,ジャコウアゲハにはすっかりご無沙汰しています。久しぶりに孵化を追ってみようと思います。


瑞々しい色合いをしているといったらいいか。ツヤがあります。


幼虫たちは,草むらから生えたウマノスズクサにしがみ付いて生きています。

 

 
9月6日(火)。晴れ。午前11時。産卵後24時間経過。変化は目ではまったくわかりません。この殻が毒成分アリストロキア酸を含んでいて,卵を守っているなんてふつうは想像がつかないでしょう。表面のでっぱった筋は何列あるかわかりませんが,筋ができるしくみを解きたい気がしてきます。


9月7日(水)。朝。葉の表面には朝露が付いています。卵には変化は感じられません。顕微鏡モードで極端に倍率を上げたものですから,画質はかなり落ちています。

 


9月8日(木)。雨。水滴が付いています。色の濃淡は徐々に進行する変化を物語っているようです。