自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'22春 虫の目レンズは友 ~カタクリ ~

2022-05-05 | 

久しぶりにカタクリ群落で撮影しました。過去2年,コロナ禍の影響で自生地に入ることはできませんでした。今春はばっちり。撮影できなかった年の分も写せたように思います。

 

晴れの日。太陽が輝き,ときどき雲に隠れる絶好の撮影日和となりました。

 

とにかく大きな群落です。

 

雑木林の間にわぁーっと広がっています。

 

逆光下の撮影です。

 

常緑樹の葉の間から光が漏れて来ます。光が葉に当たったり,花を照らしたり。

 

花を訪れる昆虫はコハナバチのなかまだけでした。この日の撮影はカタクリの花だけ。うっとりする風景を眺めて十分充実感を味わいました。

 


モズの鳴き声を追って(後)

2022-05-05 | 野鳥

木々が葉をつける季節は樹間で野鳥を撮るのは困難です。なにしろ葉が視野を遮り,姿をとらえるのが極めてむずかしいからです。にもかかわらず,そうした条件下で敢えてモズの幼鳥を撮りたいと願ったのは,巣が近くにあるはずで,タイミングがよければ枝にとまることもありうると思ったからでした。

なんとその瞬間が訪れたのでした。それも望み通りの,5mも離れていない枝で! 奇跡に近いのではないでしょうか。ところが案の定,若葉が邪魔になっています。なんとかならないかと思っていたら,移動してくれました。

 

しかし,そこは枝が目にかぶさりました。残念!「なんとかなってほしい!」。

 

そう願ったら,なんとすぐ傍の枝に移動。そしてこの一コマが撮れたのです。気持ちは最高! 胸辺りに葉の色がちょっとばかりかかっていますが。

 

向きを変えましたが,顔の表情がよくわかりません。

 

見上げる格好で撮りました。

 

頭をちょっとひねりました。

 

葉の間にからだ全体を見るのは大抵無理でしょう。今回もまた,ご多分に漏れずそのとおりでした。そんな中,奇跡的にこれだけ撮れたのはほんとうにラッキーというほかありません。感謝。