自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

'22春 虫の目レンズは友 ~サクラ(9) ~

2022-05-13 | 

お気に入りのヤマザクラの木です。しかし,今年は花の付き具合がさっぱり。どうしてなのでしょう。枝が見えすぎています。そんな中,純白の花弁が輝く姿が何ともいえないほどにすてきです。太陽に感謝。風がわずか吹いて枝が揺れても撮影には大いに影響があります。花弁の揺れが止まったと思った瞬間にシャッターを切りました。

中景から遠景にかけて線路があり,遠景にはわずかに橋梁の欄干が見えます。

 

電車が来るのを待っていました。すると,花にハナバチがとまりました。間もなく電車が……。どきどき。なにしろハナバチと電車がコラボするかもしれません。

 

電車がやって来た! と思ったら,パッとどこかに行ってしまいました。ああ,残念!

 

また来春,ここを撮影ポイントにしたいと思います。一年後に期待するということは生きる目標を抱くということにつながります。

 


ツマグロヒョウモンのファジーな産卵場所

2022-05-13 | ツマグロヒョウモン

5月2日(月)。

玄関に,ビオラを植えた植木鉢を二つ置いています。わたしが玄関に出たとき,タイミングよくそこにツマグロヒョウモンが産卵に訪れていました。近くに寄ってもまったく平気です。わたしの手元で産卵を始めました。

しばらく見ていると,もう一頭現れました。それも一緒に産卵を開始。

 

引き続き観察していると,鉢下の砂利に降りて産卵行動を続けました。

 

あとで見ると,たしかに小さな雑草(タチイヌノヌグリ)に卵を産付していました。

 

鉢で産卵しているときもまた,ビオラの根元に芽生えた単子葉植物に産付するしぐさをしました。これも調べると,卵がありました。

 

ビオラの株元に落ちた種子から発芽した葉にも。

 

結局,ツマグロヒョウモンはじつにファジーなかたちで食草以外にも産卵するということがわかります。石は木片でも産卵ポーズをするのを目撃したことがあります。しかし,いまだ確認はできないままです。

産付日時がはっきりしているので,孵化までを追うことにします。