自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

チューリップの実生,とことん挑戦(25)

2022-05-24 | 植物

5月22日(日)。

掘り上げた日からこれまで球根を乾かしていました。結果,一年目の球根としてこれだけのものが収獲できました。数えると,344個ありました。このうち出芽するのはどれだけでしょうか。

 

1mm方眼紙の上に拡げました。大きさというか,小ささというか,サイズがわかると思います。サイズは小さいながらも,かなりばらつきが見られます。

 

育苗箱に落ちていた当初の種子(種皮)とサイズを比べました。

 

この頃は使わないマッチ棒の薬部分をスケール代わりにして比べてみました。

 

プタンラーで栽培し昨日掘り上げた球根と,大きさを比べてみましょう。大きな球根のサイズはごくふつうです。それに載った極小の球根。ふしぎなほどの差です。

 

いってみれば,これが一年生です。チューリップの球根は暑い時期,休眠に入ります。目覚めるのは夏を越してから。今秋,このミニ球根を植えます。一つの球根が開花するまで,5,6年かかると言われています。ということは,そのとき六年生になっている! 開花をたのしみに待つこの年月が,わたしに生きる張りをもたらしてくれそうです。

なお,本シリーズの再開は11月の見込です。