自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

再びモンキチョウ,卵から孵化へ(1)

2022-05-28 | モンキチョウ

4月27日(水)。今季初めて観察していたモンキチョウの卵が孵化に至らず,とても残念に思っていました。それで,畑の畔で再び卵を探すことにしました。群生する葉の中で卵を見つけるのはなかなかたいへん。しかし,一つだけ見つかったのです。まことにラッキーだといわざるをえません。

 

昨日か今日産み付けられたもののようです。もちろんこれを採取して,もう一度孵化までを観察することにしました。

 

ラッキーといえば,すぐ近くの群落で四つ葉を発見。

 

同じ株で五つ葉を発見!

 

4月28日(木)。卵の縁を見ると,黄色味が濃くなった感がします。

 

4月29日(金)。一日でこんなに赤みを帯びて来ました。変化は順調です。

 


'22 ヒメウラナミジャノメの孵化(1)

2022-05-28 | 昆虫

5月25日(水)。アゲハの庭園にて。

毎年,ヒメウラナミジャノメの孵化を観察しています。本来なら自然界で産卵するのを見届けて,その場所で観察を続けるのが理想なのですが,いろいろと観察対象があるので,そういうわけにもいきません。それで,産卵を促すためにイネ科植物(カモジグサ)の生えた植木鉢を利用。草をネットで覆い,その中にヒメジャノメを一頭放ちました。ヒメジャノメは,たまたま産卵のためにここに来た個体です。夕方見ると,産卵はまだなされていません。

 

5月26日(木)。朝,確認すると,期待どおりネットに卵が数個付いていました。

 

この水色はいつ見てもすてきな色です。透きとおるような美しさです。卵の直径は0.8mm。

 

コンデジで迫れるところまで迫ってみました。表面の凹凸はゴルフボールのそれに似ています。

 

まずは孵化まで追ってみようと思います。

 

この先の変化については脳裏に刻み付けているので,きっちり観察していけそうです。