なんとも見事なシバザクラの花を,もう一度撮りたくて出かけました。入園料を払って入るどこかの庭園でなく,市民が育てている等身大の植え込みだという点が肝心です。それに思いが至るなら,優劣の評価など出て来ようはずがありません。
太陽の位置を考えながら,今度は川の上流方向を撮りました。
一級河川に架かる橋が遠望できます。かすかに黄砂を感じましたが,なんとか遠景が撮れました。
晴れた日は,色彩が気持ちよく表現できます。今年はシバザクラを大いにたのしみました。
なんとも見事なシバザクラの花を,もう一度撮りたくて出かけました。入園料を払って入るどこかの庭園でなく,市民が育てている等身大の植え込みだという点が肝心です。それに思いが至るなら,優劣の評価など出て来ようはずがありません。
太陽の位置を考えながら,今度は川の上流方向を撮りました。
一級河川に架かる橋が遠望できます。かすかに黄砂を感じましたが,なんとか遠景が撮れました。
晴れた日は,色彩が気持ちよく表現できます。今年はシバザクラを大いにたのしみました。
今度はできるだけ遠景が入るようにして撮りました。これによって桃畑の環境が見えて来るでしょう。ここは丘陵地。
木の根元はきれいに手入れがなされています。光をいっぱいに浴びて,やがて実が膨らんでいきます。撮影時に見た昆虫はミツバチが数匹でした。
すうっと伸びる枝。日の光がさんさんと降り注ぎます。
家々が眼下に散在しています。その向こうに丘陵地があり,さらに遠く雲の浮かぶ空が続きます。
なんだか夢心地になって来ました。レンズに感謝。
カラスノエンドウの花とアゲハの組み合わせはどうやら,めずらしいようです。カラスノエンドウの花が小さいので,それよりずっと大きめのアゲハが飛来することはほとんどないのでしょう。
たまたまカラスノエンドウがわずかに咲く空き地の脇を通りかかったときのこと。すぐ隣りに生えたサルトリイバラで吸蜜していました。しばらくすると,カラスノエンドウに花に移って吸蜜。「これはカメラに収めなくては」と思い,携行しているコンデジを取り出しました。
慌てて撮ったので画像としては今一つです。しかし,生物学的事実を語るには説得力があると思われます。写真にはサルトリイバラも写っています。
近寄って撮ったのが下写真です。口吻が伸びています。
アゲハの季節になりました。我が家の柑橘類にも,間もなく卵が産付されるでしょう。
昔ほどにレンゲソウが咲く田は多くありませんが,車で走っていると,あちこちで見かける程度にはあります。その田は農家の人が関心を持って維持管理しているのでしょう。自然の肥料として大切にしているそのこころが見えて来そうです。
そんな田の一つで撮影。雲一つない陽気な日でした。
かつてはミツバチがわんさといたものでしたが,この日は一匹も見かけませんでした。なんだか寂しい!
白とピンクがなかよく同居する,やさしい花に思えます。
花言葉を調べると,「あなたと一緒なら苦痛がやわらぐ」「心がやわらぐ」とありました。なるほど!
ギフチョウがもう死に絶えます。子孫を残すために生まれた来たわずかばかりのいのちでした。死骸を見ると,いのちをつなぐ宿命を感じます。生きとし生けるものすべてに共通する営みです。
翅が,ほんの少しの風に揺れていました。
土に横たわるチョウは土に戻っていきます。そばで草が育ちます。
自然のサイクルがここにあります。
4月21日(日)。我が家のアゲハの庭園で,アゲハが待っているのを目撃。庭にはレモン・キンカンを植えているので,産卵に訪れた模様。しかし卵は見つからず。
夕方,知人宅を訪れました。庭のミカンの木を確かめるとアゲハの卵が一つ。新芽はまだごく小さいので,やむなく近くの古い葉に産卵したようです。
接写すると,表面になにかが付着しているのがわかりました。色から判断すると,産付後時間が経っていると見られます。
卵の付いた一枝をいただいて帰りました。
隣りまちに桃の産地があります。そこな丘陵地で,広々としています。今花が見ごろという話を聞いて,さっそく訪れました。
久しぶりに春らしいポカポカ陽気の昼下がり。空も桃も,丘陵地も,それにさわやかな風も申し分なし。比較的近くを強調して花を撮りました。「こんなところに行ってみたい」と思っていただければ,まずは成功。
上に向かって真っすぐに伸びた枝に花がどっさり!
これだけの花が実になると,実が充実しないので摘花作業をします。手間のいる農作業です。
雲の浮かぶ心地よい日でした。色がやさしくって,風景が穏やかです。春爛漫です。
市役所にある小さな花壇に,シバザクラが少々。たまたまその前に自動車を停めて降りたら,花にニッポンヒゲナガハナバチが群飛しているのが見えました。
確めると,なんだか変な様子。仲間同士,関心を寄せ合って地面すれすれで飛んだり,花に降りて蜜や花粉を口にしようとしたり。花に降りている個体は,時に,腹部を盛んに微動させもします。すると,別の個体が近づいてからだを寄せ合ったり。カップリング行動なのでしょうか。
とにかくからだをよく動かすので,静止画像を得るのに苦労。接写ではとくにそうです。
このハナバチは地中に巣をつくるそうで,地面に降りることとつながりがあるのでしょうか。土は真砂土です。
動きを見ていると,いつかは花に降ります。
タイミングがよければ,吻を花に入れるところが確認できます。しかし,花の穴が小さいので,くわしいことはさっぱりわかりません。
ニッポンヒゲナガハナバチの行動は,きっとこのハナバチならではのものなのでしょう。この日,シバザクラの花との関係が一つ見えて来ました。
4月20日(土)。いよいよ孵化近し。午前11時少し前に見ると,葉柄についている卵の天頂部分に穴が開いていました。そして,もう頭が出かけ! 毛先も外に出ています。
孵化直前!
ここで電話が鳴りました。対応後に見ると,からだが出終わった直後! 残念! ほんとうは出て来る瞬間をとらえたかったのですが。こんなふうにせっかくのチャンスを見逃すことがたまにあります。
あと一つの孵化がたのしみ! じつは,その後(今日も入れて)発見場所と同じところで新たに卵を二つ発見。つまり,残った卵は三個となりました。ただ,産付日が定かでないため,経過日数は不明です。
これらについても後日報告しましょう。
大往生をしてから半日が経ちました。野外にそのままにしていたので,気になって見に行きました。数時間,雨が降っていました。その姿を撮影していて気づいた点があります。もう口吻がなくなっていること,腹部がすっかりなくなっていること,です。毛の様子を見ると,雨の影響が窺えます。
吻が取れた箇所には,穴がぽっかり開いています。
いのちが土にもどるのは自然の摂理。たった半日で大きな変化。