プライドが出荷させないサクランボ

♪今では指輪も回らない








〈グルメ〉
去年も書いたかもしれないが、サクランボの話。
あまりにも有名な「佐藤錦」が終わり、奥手の「紅秀峰」の時期となった。
ところが今年は、サクランボ農家から溜め息が出ている。
今年は、開花直後の大事な時期に温度が下がり、ミツバチの動きが悪かった。
よって、受粉が不十分だったそうだ。
その後も天候不順のため、色づきが悪く、甘味もイマイチという。
いや、十分においしいのだが、プロに言わせれば、プライドが許さないらしい。
毎年注文をいただく常連さんには、恥ずかしくて出せないとのこと。
写真の後半３枚は、色もムラがあり、あまりおいしくないから、ジャムにでもしてくれといただいたものだ。
しかし、全部食べてしまい、ジャムにする分は残らなかった。

ところで私の感想だが・・・
「佐藤錦」・・・派手な甘味で、元気な子どもの味。
「紅秀峰」・・・しっとりした甘味で、円熟した大人の味。

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