〈アウターゾーン〉
【英さん。の町内の先輩の詩・了解の上引用】
「緑の風に」
子供の頃
さらしの6尺褌をして
清流の最上川や沼で遊んだ
河鹿が石の下に潜み
ナマズは群れをつくり泳いでいた
この故郷
山に遊ぶと 木を削り
刀を作り 振り回し
バットを作り
近くの公園で
ソフトボールに興じた
今
TPPの交渉参加に揺れ
危機を超えようと
隊列は列島を縦断し
呼応した
僕たちの主権はここにあると
何処へいこうとしているのかこの故郷
この日本
木漏れ日の射す
緑滴る風の中
黄金色に染まる
未来に広がる風景の中に
僕たちの思いは
万象に晒される山や川や
心の痛み
だまっていてはなるまい
語り継ぎ
豊かな未来を築くために
抽くても
懸命に生きて来た
僕たちの願いを伝えたい
幸せとは普通に暮らせる事
普通の事が
普通でなくなるのは許せない
【英さん。のコメント】
先輩、素敵な詩をありがとうございます。
全く賛同です。
「異常がまかり通ると、正常が異常に見えて来る。」
という言葉を思い出しました。
※なおこのタイトルは「みどりの風」でも「緑の党」でもない。
「緑の風」だから、政党とは関係がない。
写真は、1ヶ月ほど前の近くの竹林。
「緑の風」が吹いていた。
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