旅行3日目

朝食(ブッフェ)
ホテル出発は9時なので、とても楽です。
体をシャキッとさせたかったので、朝風呂に入ろうとしましたが、
大浴場のドアが開きません。
誰かが間違えて内側から鍵をかけてしまったのかもしれません。
部屋に戻ると友人が起きていたので、身支度を整え朝食を食べに行くことに。
その後、羊蹄山が間近に見られると聞いていたので、
外に出ましたが曇り空で見えませんでした。
まぁ、雨に降られなかっただけ良しとしましょう。
行程
ヒルトンニセコビレッジ09:00

島武意海岸11:40~12:10→小樽・自由散策13:30~15:50→
17:00新千歳

バスガイドさんから長万部を一躍有名にした由利徹さんの話やニコセの山々、
北海道産の農産物、アイヌの地名の読み方などを聞きながら、
泊村にある泊原発(少ししか見えませんでしたが)を通り過ぎると、
神恵内村に入ります。
アイヌ語で「美しき神秘的な沢」という意味の「カムイナイ」。
曇りのため、美しい積丹ブルーの海は見られませんでしたが、
積丹半島の神威岬にまでにある、多くの奇石・奇岩を車窓から楽しむことができました。
写真は失敗した方が多かったですが、撮れたものだけでもご紹介しましょう。

弁天島
昔、アイヌの娘が、遠方から毎日歩いてこの島に渡り、
恋を実らせたという伝説があるそうです
キス熊岩
雄と雌の熊が抱き合ってキスしようとしているように見えるのでしょうね。

窓岩とジュウボウ岬
ジュウボウ岬の付け根には、難破船の犠牲者を供養するために
祀られたお堂やお地蔵様、積み上げられた石の塔などがある
「西の河原」があるそうですが、船でしか行くことのできないそうです。

窓岩をズームで!
窓岩は神恵内のシンボル的な奇石。
中央付近に窓のような穴が開いていているのが特徴です。

神威岬が見えてきました。
岬の先には神威岬のシンボルとなっている
「神威岩」が左端に見えます。
積丹半島神威岬(10:30~11:15)
義経伝説
みちのくから北海道に逃れた義経はアイヌの娘チャレンカと恋に落ちます。
悲しい別れが訪れ、悲嘆にくれた娘は神威岬からそのまま海へと身を投じますますが、
その身は神威岩となり、女性の乗る船はことごとく海に沈められたとのこと。
時間がなくて岬の先端までは歩くことができず
「神威岩」が見られず、残念でした。
バスの中で、岬の先端まで行かれた方はいませんかとガイドさんが
尋ねられましたが、誰もいませんでした。
速足でも56分かかるそうですからもともと無理なのですね。
ましてツアー客はシニアばかり。
小樽は個々によって観光の仕方が違うので何とも言えませんが、
新千歳ではたっぷりと時間があったので、あと30分ここでの時間を
長くして貰えたら嬉しかったです。
でも先端まで歩きたいと思う人は私ぐらいしかいないかな・・・


駐車場から丘を上ったところにある「女人禁制の門」
ここから「チャレンカの道」が始まります。
神威岬の先端までは、アップダウンのある道を約770m歩きます。




神威岬に咲く花


エゾカンゾウ

エゾスカシユリ

ヘラオオバコ
不思議な形のお花を見つけました。
名前を調べるとヘラオオバコ。
江戸時代末期に渡来した、ヨーロッパ原産のオバコ科オオバコ属の帰化植物で、
外来生物法で要注意外来生物に指定されているそうです。

下の方のしおれているのは雌しべ。
クリーム色の葯がある雄しべが次々と出てきています。
綺麗な花ですが、駆除しないといけないのでしょうか。

ここにも咲いていたハクサンハタザオとハマナス。

エゾフウロ

?
ピンクの花はエゾノヨロイグサ?
茎は紫色を帯びていました。
白花はエゾノシシウド?
シシウドの仲間は多くて、違いがよくわかりません。
積丹岬の島武意海岸(11:40~12:10)

暗く細い島武意トンネルを抜けると眼下には島武意海岸の全貌が広がります。

ほとんどの方はこの展望台から景色を眺めているだけのようでした。

せっかくここまで来たので、エゾカンゾウの咲く小道を海岸まで下りてみました。

海岸には海と砂浜と遠くの岩の他はなにもありません。
帰りは時間ががなかったので、息を切らして階段を上り、
バスに戻りましたが、バスの中にはまだ二人だけ。
友人はバス停近くのお土産屋さんに寄っていたそうです。
小樽・自由散策(13:30~15:50)

小樽は16年ぶり。初めて来たときは美味しいお寿司を奮発し、
2度目は北一ガラスでお買い物を楽しみました。
今は欲しいものもないし、これといって見学したい場所もなかったので、
ルタオでお土産のお菓子を買ったほかは、
お食事をしたりコーヒーを飲みながら友人とゆっくり過ごしました。

小樽運河
平成9年10月4日

小樽運河(上↑とほぼ同じ場所)
平成14年6月7日

海鮮のお食事が多かったので、お肉が食べたくなりました。


長々とお付き合いいただき、有難うございました。