Hello~。子猫ちゃんたち、藤川だよ~
最近、子作りの話題…じゃなくて、細太郎が赤ちゃんが欲しい、と言い出して、なんだかんだと駄々をこねているらしい。
こ~いっちゃんのおふくろさんが、
「私も子作りしようかしら」
と、とんでもないことを言い出しておやじさんを喜ばせているらしいが、いざとなると、
「あんたじゃいやよ」
と、布団から蹴りだされるんだと。
そりゃそうだが…。
広之は広之で、慶子に股間を膝蹴りされて、
「当分は使い物になりません」
と、女に困らないくらいモテまくりだったのがウソのように泣いている。
「なんで、女はその気にさせておいて、いざとなるとドタキャンするんだ~」
部活中に、亀梨2号までがぼやいていた。
近頃の高校生ときたら、「ヤル」ことしか頭にないのか。
「坊ちゃんだって、そうじゃなかったのかよ」
亀梨軍団に束になってかかられると、俺も否定できないものがある。
が、ここで、
「高校時代はヤリまくってました」
とも言えないし、ヤレとも言えない。
「いい女だと思っても、ぐっとこらえる。これが、大人ってもんだ」
と、カッコつけて言ってみたら、
「説得力ないよ、あんた」
と、後ろで久保田先生が立っている。
「合コン大好きだべ?お土産お持ち帰り、ごく当たり前だべ?」
亀梨軍団が、お~お~と冷やかしに入った。
ちきしょう~。
「うるさいいいんだ、俺は、先祖代々の血がそうさせるんだ。悪いが、俺のご先祖様の1人、第8代当主の盛行院様というお方は、作りに作ったり37人だぞ」
全員が口をあんぐりと開けて、俺を見ている。俺は、さらに熱くなって、
「盛行院様に負けまいとして、どれだけの当主ががんばってきたか。おまえらはわかるまい」
「わかりたくもないな」
冷たい声が聞えてきた。
全員が声のした方を振り返ると、けんちゃんが中学生の部員を引き連れて立っていた。
「げっ」
「おまえは、毎回毎回、下ネタばかりブチかましやがって」
「あ、いや、そんなわけでは…」
なんてタイミングの悪い・・・。
「どんなわけがあろうと、神聖なグランドで下ネタを口走るんじゃねえ」
「ひええええ」
俺は、後ずさり…。亀梨軍団は爆笑し、いつの間にか久保田は姿を消していた。
「おまえらもだっ全員、学園内1週して来い」
けんちゃんの怒声が響き渡る。
「げええええ」
俺は、亀梨軍団を引き連れて、ぶつぶつ言いながら走り出した。
「何で、くるんだよ~」
こんなに毎日疲れていたら、確かに子作りもうまくいかないし、第一、子作り以前に出会いがないではないかっ
「これじゃあ、女に振られちゃうよ~」
亀梨軍団のぼやきを聞きつつ、俺は、他人の子作りの心配をしている場合ではないと、つくづく思ったのであった…。
最近、子作りの話題…じゃなくて、細太郎が赤ちゃんが欲しい、と言い出して、なんだかんだと駄々をこねているらしい。
こ~いっちゃんのおふくろさんが、
「私も子作りしようかしら」
と、とんでもないことを言い出しておやじさんを喜ばせているらしいが、いざとなると、
「あんたじゃいやよ」
と、布団から蹴りだされるんだと。
そりゃそうだが…。
広之は広之で、慶子に股間を膝蹴りされて、
「当分は使い物になりません」
と、女に困らないくらいモテまくりだったのがウソのように泣いている。
「なんで、女はその気にさせておいて、いざとなるとドタキャンするんだ~」
部活中に、亀梨2号までがぼやいていた。
近頃の高校生ときたら、「ヤル」ことしか頭にないのか。
「坊ちゃんだって、そうじゃなかったのかよ」
亀梨軍団に束になってかかられると、俺も否定できないものがある。
が、ここで、
「高校時代はヤリまくってました」
とも言えないし、ヤレとも言えない。
「いい女だと思っても、ぐっとこらえる。これが、大人ってもんだ」
と、カッコつけて言ってみたら、
「説得力ないよ、あんた」
と、後ろで久保田先生が立っている。
「合コン大好きだべ?お土産お持ち帰り、ごく当たり前だべ?」
亀梨軍団が、お~お~と冷やかしに入った。
ちきしょう~。
「うるさいいいんだ、俺は、先祖代々の血がそうさせるんだ。悪いが、俺のご先祖様の1人、第8代当主の盛行院様というお方は、作りに作ったり37人だぞ」
全員が口をあんぐりと開けて、俺を見ている。俺は、さらに熱くなって、
「盛行院様に負けまいとして、どれだけの当主ががんばってきたか。おまえらはわかるまい」
「わかりたくもないな」
冷たい声が聞えてきた。
全員が声のした方を振り返ると、けんちゃんが中学生の部員を引き連れて立っていた。
「げっ」
「おまえは、毎回毎回、下ネタばかりブチかましやがって」
「あ、いや、そんなわけでは…」
なんてタイミングの悪い・・・。
「どんなわけがあろうと、神聖なグランドで下ネタを口走るんじゃねえ」
「ひええええ」
俺は、後ずさり…。亀梨軍団は爆笑し、いつの間にか久保田は姿を消していた。
「おまえらもだっ全員、学園内1週して来い」
けんちゃんの怒声が響き渡る。
「げええええ」
俺は、亀梨軍団を引き連れて、ぶつぶつ言いながら走り出した。
「何で、くるんだよ~」
こんなに毎日疲れていたら、確かに子作りもうまくいかないし、第一、子作り以前に出会いがないではないかっ
「これじゃあ、女に振られちゃうよ~」
亀梨軍団のぼやきを聞きつつ、俺は、他人の子作りの心配をしている場合ではないと、つくづく思ったのであった…。