へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

インフルエンザ

2007-02-19 22:19:39 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

先週から元気のなかったおとうさんが、ついに昨日たおれてしまいました。白い顔を真っ赤にして、高熱を出してうんうんうなっています。
「あ~らら、39度もあるわ」
おばあちゃんが電子体温計をみながら、おとうさんの額に手をあてました。
「全くしょうがないわね。インフルエンザかもしれないから、病院へ行くか。細太郎、あんた留守番してなさい」
そう言っておばあちゃんは、
「病院くらい1人で行くから」
と、ぐずぐず言うおとうさんを有無を言わさずに、病院へ連れて行ってしまいました。ぼくは、相変わらずおばあちゃんは強いなあ、とリカとゴロゴロしながらテレビをみていました。
リカは、最近藤川先生が遊びにこないのでつまんなそうにしています。
「おとうさん、インフルエンザかなあ」
と、ぼくが話してきかせると、リカはおとうさん専用の座布団にころんと寝てしまいました。
「そうか、リカも心配なんだねえ」
日曜日なのに雨が降っていてどこにも出かけられないし、おじいちゃんは日曜日なのにお仕事で、休日出勤をしています。
ぼくは、急にさびしくなりました
こんな時、1人っこはいやだな。兄弟がいるといいな。
夕方になっておばあちゃんとおとうさんが帰ってきました。
「インフルエンザだって、学校でもはやってるんだって、中学生か高校生にうつされたんじゃないの、全くチョコなんかもらってるからうつるの」
なんの関係があるんだろ(^_^;)。
というわけで、タミフルと解熱剤のおかげで、一見元気になったようにみえたおとうさんは、
「仕事行くぞ」
と、今朝おきてきておばあちゃんにはりたおされていました。
タミフルと解熱剤飲んだからといって、治ったわけじゃないからね。みなさんも注意してね。
…にしても、おとうさん、おばあちゃんのビンタはむごかったねえ
コメント
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