へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

2ばんめ姉の元夫のぼやき

2008-07-16 23:35:47 | へちま細太郎
わたくし、生まれも育ちも東京青山でございます。
由緒正しき大名の家系に生まれ、産湯は桧の盥に名水を沸かし入れ、絹のくるみにくるまれ何の不自由もなく育ちました。
それなのに、妻には夜の営みを拒まれ、生まれたこのかた×××したのは数回を数えるのみ、なんて哀れな男と思いたければ思ってくださってけっこう。
わたくしは妻をまだあきらめてはおらぬのです。
それなのに、たかだか中学の教師風情と恋愛関係に陥るとは…。
聞けば、誰も乗らないような古くさい自転車に白衣でまたがり、髪も起きたままのボサボサというではありませんか。
仮にもわたくしの妻であった女性が、むさ苦しい男と…。



※じめじめとした世迷い言が続いているようなので、強制的に中断いたします
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