こんばんは、へちま細太郎です。
孟宗学院のタコ壺保健室のことを、たかひろ君とみきお君にはなしたら、
「ぼくたちもいきたい」
と言い出して、今日は5人で藤川先生とけんちゃん先生の車に乗って、孟宗学院まで行ってきた。
事務の仕事をしているおとうさんは、夏休みでも早いのでいつもよりゆっくりの2人に乗せてもらったわけです。
孟宗学院は、先生たちの子供がけっこう出入りしているらしく、あちこちで小学生や小さな子供がうろうろしていた。 ぼくらは、まっすぐタコ壺保健室に向かい、
「匿名希望の東山先生…」
と、ガラス戸を開けたとたん、目の前にはパワーアップしたおばけ蘭が不気味なドドメ色をくすませていた。
「ぎゃあっ」
ぼくらはいっぺんに腰を抜かし、その場に座り込んでしまった。
「なんだ、細太郎たちじゃないか、つまらん」
ドドメ色の向こうから中島教授がヒゲヅラをのぞかせ、ふんっとつぶやくなりひっこんでしまった。
「何だっ、この学校は~」
ぼくらはただただ驚くだけだった。
孟宗学院のタコ壺保健室のことを、たかひろ君とみきお君にはなしたら、
「ぼくたちもいきたい」
と言い出して、今日は5人で藤川先生とけんちゃん先生の車に乗って、孟宗学院まで行ってきた。
事務の仕事をしているおとうさんは、夏休みでも早いのでいつもよりゆっくりの2人に乗せてもらったわけです。
孟宗学院は、先生たちの子供がけっこう出入りしているらしく、あちこちで小学生や小さな子供がうろうろしていた。 ぼくらは、まっすぐタコ壺保健室に向かい、
「匿名希望の東山先生…」
と、ガラス戸を開けたとたん、目の前にはパワーアップしたおばけ蘭が不気味なドドメ色をくすませていた。
「ぎゃあっ」
ぼくらはいっぺんに腰を抜かし、その場に座り込んでしまった。
「なんだ、細太郎たちじゃないか、つまらん」
ドドメ色の向こうから中島教授がヒゲヅラをのぞかせ、ふんっとつぶやくなりひっこんでしまった。
「何だっ、この学校は~」
ぼくらはただただ驚くだけだった。