こんばんは、へちま細太郎です。
今日のお昼休みにジュースを買いに学食に行くと、(仮)嵐軍団1号さんが作業服のままラーメンを食べていた。
「よ、細太郎、元気か」
そして隣には2号さんが、コロッケをほおばっている。
「今度サッカーやろうぜ」
「ぼく、バスケ部に入ったんだけど」
「裏切り者だなあ」
2人はそう言って笑い合ったけど、別に怒ってる様子はなかった。
「細太郎、おまえ、日曜日にデートしてたろ」
ふいに1号さんが思いがけないことを言った。
「あれ、彼女?」
ぼくは“あの時のこと”を思い出して顔から火が出るんじゃないかと思うくらい赤らんでしまった。
「何だ何だ」
「あ~まだウブだねえ」
1号さんも2号さんもぼくが赤面した理由を勘違いしたみたいだ。
「大丈夫、白いオヤジには内緒にしといてやるよ」
「そうだよなあ、ああいうことは、親には死んでも知られたくないないもんな」
2人はそう言ってお互いうなづきあった。
「オフクロにエロ本見つかった時ほど、バツが悪くなったことはねえな」
「だから部室がエロ本置き場だったもんな」
ぼくのあっけにとられた顔をみた2人は大爆笑して、
「悩める性少年には当たり前な話だよなあ」
と何だかほっとするようなことを言ってくれた。
そうか、みんな当たり前のことなのか。
ちょっとばかり、安心した気がする。
今日のお昼休みにジュースを買いに学食に行くと、(仮)嵐軍団1号さんが作業服のままラーメンを食べていた。
「よ、細太郎、元気か」
そして隣には2号さんが、コロッケをほおばっている。
「今度サッカーやろうぜ」
「ぼく、バスケ部に入ったんだけど」
「裏切り者だなあ」
2人はそう言って笑い合ったけど、別に怒ってる様子はなかった。
「細太郎、おまえ、日曜日にデートしてたろ」
ふいに1号さんが思いがけないことを言った。
「あれ、彼女?」
ぼくは“あの時のこと”を思い出して顔から火が出るんじゃないかと思うくらい赤らんでしまった。
「何だ何だ」
「あ~まだウブだねえ」
1号さんも2号さんもぼくが赤面した理由を勘違いしたみたいだ。
「大丈夫、白いオヤジには内緒にしといてやるよ」
「そうだよなあ、ああいうことは、親には死んでも知られたくないないもんな」
2人はそう言ってお互いうなづきあった。
「オフクロにエロ本見つかった時ほど、バツが悪くなったことはねえな」
「だから部室がエロ本置き場だったもんな」
ぼくのあっけにとられた顔をみた2人は大爆笑して、
「悩める性少年には当たり前な話だよなあ」
と何だかほっとするようなことを言ってくれた。
そうか、みんな当たり前のことなのか。
ちょっとばかり、安心した気がする。