窓から覗いている

こんばんは、へちま細太郎です。

妄想祭の準備をしている時のことだった。
たかひろがチアリーダーが使うポンポンを頭にかぶり、
「傘化け～」
と教室内をスキップして回っていた。もちろん、女子は大爆笑。
「たたりじゃあ」
と、さらに迫ると同時に、
「きゃあ」
という悲鳴が上がった。女子の１人が廊下の窓をさして真っ青な顔をしている。みんながどうしたどうしたと、窓を見ると、そこには青白い顔をした赤松がのぞいていたが、dだけど、僕たちが驚いたのは赤松ではなかった。
「何だあれっ」
たかひろもポンポンをつけたまま、棒立ち。 赤松のうしろには、サムライのかっこをした人間？が、自分の首を持って立っていた。
赤松は気がついて…いないな、あの性格では。