2位確定かな?
タコ壺が、わめいているのが聞こえるぞ。
ざまあみさらせ~。
ところで、ヤクルト、安くなるんかな?
タフマン、安くならんか?
セールが楽しみな、中島であった。。。
がははははははは・・・
ところで、我輩は、つばみちゃんのファンなんだが?
ん?
あのキレっキレっのダンスは、なんとかざいるより上だぞ。
タコ壺保健室の匿名希望の東山よ。
悔しいったらありゃしない。
なんなのよ、和田。
やる気あんの?
って、怒ってもしゃあないか。
神宮でまける確率は高いんだし。。。
あんまり勝った試合みにいけないし。。。
あ~もう。。。
き~いっ、くやしいいいいいいいいい
で、燕太郎は、コイツ。。。
片山だああ。
待ちに待ったこの瞬間!!
やったぞ、やったぞ!!
小川元監督にも味合わせたかったぞ。
何より、燕太郎、おまえにもだ!!
で、つば九郎、NHKでもおまえが唯一優勝を知っているメンバーだと、言っておったぞ。
よかったな。。。
パトリック・ユウ、お疲れさん!!
やったー!!ヤクルト優勝だ!!
間中監督の前にコイツが映っていたのは、NHKのご愛嬌だろう。
孝太郎先輩の別荘で、大絶叫でばんざい三唱した、仲良し4人組でした。
なおしんいちは、野球部の合宿所で応援している模様。。。
今日こそ、決めるぞ、スワローズ。
片山だ。
朝からパソコンの前に陣取っていたんだが、あっという間に売り切れてしもうた。
ちきしょう、神宮にいきたかったぞ。
相手が阪神だから仕方ないんだろうが、阪神ファンのことだから負けたら負けたで一緒になって大騒ぎするに違いない。だから、売り切れたんだろうと思う。
しかーし、ヤクルトファン、閑古鳥が鳴くほど神宮から遠ざかっていたくせに、ナンだ今頃。
優勝が見えたから神宮にくるとは、調子がいいぞ。
おまえら、パトリック・ユウがさびしい観客席の前で一生懸命声を張り上げていたのを知っているか?
負けてどんどん帰っていくファンに、明日もがんばろうって呼びかけていたのを知っているか。
観客をよぼうと、クソ暑い中つば九郎が、つば散歩していたのは有名だ。
もっとも、選手より有名になっちまったがな。
そうだとも、今日の優勝を、パトリック・ユウとつば九郎にささげたいぞ。
よ~し、よし。1点リード。
今がチャンスだ、川端チャンステーマが流れているぞ。
いいんだ、この曲が、ぴったり合って。
おい!
おい!
おい!
あ~。
追加点ならずか。。。
ところで、讀賣はどうかな?
隣の部屋で中島が大騒ぎしてるぞ。
ちきしょー、キヨシなにやってんだああああ。
あ、買ってもいいんだっけ。
うちが、かちゃあ。
「よくなあああああい」
一緒になってみているタコ壺が、怒っている。
そりゃそうだ、カープリードしているもんな。。。
ぶははははは。
どこでもこい、返りうちにしてくれるわああああああ。
GOGO スワローズ!!
藤川だ。
先日の朝会以来、ちょっと養護の布川を意識してしまい、俺はバカな妄想を抱くようになった。
でも、布川は既婚者だ。
田舎大名の藤川家の次期当主とあろうものが、不倫などというばかげたことができるわけないが、こんないい女の亭主が誰だか知りたいと思うようになった。
な、コレ、かなりやばいだろう?
今日は、台風並みの暴風で、授業開始が2時間遅れたこともあって、カウンセリング研究所を覗いてみた。心情的にタコ壺に気まずくて入れない。
ところが、学園内の保健室の養護教諭が全員集合していたんだ。
何事か?と思ったら、福山ショック対策だと。
あ~、そ~かい。
「ヤクルト目の前胴上げ阻止対策でもある」
タコ壺の嵐以上に非現実的な発言に、片山教授の余裕たっぷりないやみな笑いに、いつもと同じ日常がうらやましくも思える。
「私は六甲おろしと嵐の曲だけで十分に元気がとりもどせるんや」
「安いもんだ」
片山教授がふんと笑う。
「でもいいよねえ、私は姿見られるのは、ユーチューブだけだもん」
と、布川が笑う。
「あー、そうだよねえ。ジョンの若いころも見れていいじゃない?」
と、大学の養護教諭がいう。
「だいぶ変化したもんねえ。もう、おっさんだし」
「あら、ジョンはあれで松田聖子と同じ年だよ」
「へー」
誰のことをいってんだ?ジョン?犬か?
「Bon Jovi のことだよ」
「ああ、ジョン ボン ジョビね。あんた、好きなんだ」
あんた・・・、俺、まずい。。。
でも、ああいうのがタイプなんだ。。。
「うちのダンナがね」
ん?
「プロポーズしてくれたのが、まさにBon Jovi All About Lovi’n You のプロモのマネでさ」
「お、何それ」
ドキドキ。。。
「今まで、バカなことして君を傷つけてきたけど、ボクは君をいつだって本当に愛しています、とかいうだいたいこんな意味なんだけど」
「それでそれで」
「うちのダンナも結構バカでね、いつもいつもデートは横浜」
「まさか~」
「そうよ、ベイスのファンなのよ、笑っちゃうことに大洋時代から」
片山教授が突然笑い出した。
「これでセリーグ6球団が勢ぞろいした」
は?カープファンって誰だ?あ、桜井のバカか。。。でも、あいつ最近は阪神から日ハムに浮気してっと。てか、余計な口を挟むな。
「それで、ファンの女の子をナンパしては浮気の連続。現場見たときはマジで殺してやろうかと思ったわ」
そんな男、許せん。
「でもねえ、そのときの言い訳が笑っちゃったけど、こんなバカ他にいないなあって」
おい、そんな男信用できんぞ。
「で、別れをいうつもりで会いに行ったら、あいつ屋上から飛び降りて・・・」
「え~!!」
片山教授が、いじっていたPCの画面をこちらに向けて、
「これか?」
と、ユーチューブの映像を見せてきた。
「きゃあ、ジョン、かっこいい」
「このジョン、いいよねえ。薬指の指輪がグサッとくるけど」
「4人の子持ちだっけ?」
「確か、インタビューで、フォーキッズといいながら写真見せていたのをみた」
「ええええ」
いいからいいから。。。
Bon Joviには珍しいいいバラードだな。こんな曲があるなんて知らなかった。それはいつもうるさい曲しか聴かないからな。
プロモの映像は、浮気した男がビルから飛び降りる、彼女がそれを見かけて悲鳴を上げる。しかし、突然男がひもをひいてバラシュート?が開き、そこには、
「WILL YOU MARRY ME?」
う、キザだ。
キザだ。
「これと同じこと、ダンナやったの?」
「やった、やった。おまけに、MARRY じゃなくてMERRYだったけど」
女どもは、きゃあきゃあ笑った。いい年して、何やってんだ、こいつら。
「ほんとは、恥ずかしくてぶん殴ってやろうかと思ったけど、MERRY にほだされた」
?
??
???
ナンなんだ?複雑怪奇だぞ。俺には理解できん。何でこんなキザなことして、あげくスペル間違えたバカ野郎と結婚できるんだ?
どこのバカなんだ?
「あら、いってなかったっけ?私のだんな、藤川家の病院の外科医だよ~」
あ?
あ?
あ?
あいつだったのかあああああ~。
「藤川先生の、けんか仲間だったんですって?」
けんかどころか、副住職のおっさんのゾクの3代あとのアタマだ。。。
急速に萎えた。。。
萎えたぞ~。。。
女どもはそこまで話して、再びPCの画面に見入ったが、おれはPCの中で切なく歌い上げるジョンの甘いマスクに、妙な嫉妬心が沸いてしまったぞ。
この二日間、おれ、何してたの?
ガキと一緒じゃんかあああああ。