10年に一度の最強寒波がやってくると盛んに報道されていますが、私の住んでいる所では今のところ日差しもあり普通の冬の状況です。
今回は1月20日に熊野で撮影した、NGC2903 しし座の棒状銀河です。
カメラは入手して約1年になりますが、なかなか結果の出せなかった冷却CMOS 533MC Proでの撮影です。
以前に撮影した画像をpixinsaightで処理して勉強中ですが、それなりに仕上がるような感じですので、この日は薄明まで時間の許す限り撮影したものです。
TITLE:NGC2903
DATE:2023-01-20
TIME:03:39..05:35
撮影場所:熊野
カメラ:ZWO ASI 533MC Pro
鏡筒orレンズ:takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:takahashi 76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:180s
撮影枚数:38コマ
フィルター:LPS-D1
GAIN:100
センサー温度:-10℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、PI、Lrで仕上げ 、約90%トリミング
PIでの処理で結構淡いところまで浮かび上がり、銀河の内部も見えてきたように思います。
この日は雲が取れたら風も強くなり、長焦点での撮影は歩留まりが悪そうでしたのであきらめました。次のチャンスには2000mmで撮影したいものです。
皆さん 最強寒波に備えてください。