himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

熊野でバブル

2023年12月23日 | 天体写真

最強寒波の到来で飛騨、北陸地方は大雪のようですがすが、こちらは雪も無く今朝は-1℃で今期の最低気温となりました。気温の低下とともに、年の瀬がどんどん近づいています。

もう一年たってしまいました。早いですね。

今回は12月13日に双子座の流星の観測と合わせて熊野へ向かい撮影した画像です。本当はもうすこす早くblogにupしようと思っていたのですが、netでPIのプラグイン BXTがAI4にアップデートでされたようでした。

それを試そうとPIをアップデートしたのですがエラーが出て実行できません。netを徘徊して調べてみるとPCにGPU搭載されていると対応がなんだかややこしいようです。しかたが無いのでサブのPCで試したら一度エラーは出たのですが、dllの入れ替えだけでうまく動きました。

ここまでに数日かかってしまったのですが、BXT AI4で処理を行うと今まで画像処理で悩んでいたことが、ほとんど解決してしまうよな結果が出るではありませんか!

前置きが長くなりましたが、NGC7635 バブル星雲を処理してみました。

TITLE:NGC7635 バブル星雲
DATE:2023-12-13
TIME:19:02..21:48
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:Celestron Edge HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2000mm
F値:F10
露出時間:300s 
撮影枚数:32コマ 
総露出時間:160分
フィルター:DBP
ISO感度:40000
気温:9℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、PI、BXT AI4、Lrで仕上げ 

この星雲はカシオペヤ座にありM52の直ぐ近くです。

地球からは11,000光年の距離にある輝線星雲で、バブルの中心にある8.7等級の若くて高温の大質量の恒星から放出されるガス(太陽風の様な感じですかね)で作られているそうです。

そんな様子が感じられる画像かなと思います。

AI4 画像処理が楽しみですね。