10月28日は下弦の前日で月が昇るのは23:30頃、今の時期は夕暮れが速く18:30頃には薄明終了ですので撮影時間は5時間位ありそうです。平日でしたが和歌山県太地へ向かいました。
以前にも撮影した下里の、”人工衛星レーザー測距観測(SLR)”で放たれるレーザー光を前回とは異なるポイントで撮影できました。
雄大で宇宙が感じられます。
このレーザー光の射点から約5km先に、民間の小型ロケット発射場”スペースポート紀伊”が建設されているそうです。打ち上げの様子が撮影出来れば良いですね。
そしてまず最初に導入したのは、前回にみずがき湖でも撮影したM31アンドロメダ銀河です。
前回は焦点距離が短く迫力に欠けましたので、センサーサイズいっぱいに大きく撮影してみました。
空が暗いので、L-eXtreamフィルターを使用してたっぷり時間を掛けて撮影している間に他ごとをしていました。
フィルターで10コマ撮影した画像と、無しの画像2コマをコンポジットした画像です。
DATE:2021-10-28
TIME:19:40..21:14
撮影場所:太地
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:600s
撮影枚数:10コマ
フィルター:L-eXtream
ISO:40000
気温:18℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、
Lrで仕上げ 、トリミングなし
いつもは、のっぺりとしたアンドロメダ銀河になってしまいますが、赤いアクセントがつきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます