11月に入りやっと秋らしくなり、湿度が低く雲の無い夜が続き、
月はあるものの幾晩も自宅観測台で撮影しましたがその画像には納得出来ませんでした。
どうもガイドが微妙にズレて星が少し楕円になるのです。
星が流れないコマもあれば、流れるコマもある。ガイドグラフは特に異常が無い範囲内である。
露出時間が短くても流れることもある。等々・・・・
ガイドの設定を変えてみてもあまり状況は変わらない。各クランプの締め付けも確認した。
赤道儀のガタ、ウオームホイールの問題か?・・・・・・・
でも、露出時間を長くしても星が流れる量は増えないようである?
もしかしてて思い、確認したのは接眼部です。
カメラのマウント部に少しガタがありましたのでアルミテープで固定して撮影してみると、みごとに星が丸くなりました。
問題が解決すると沈んでいた気分が夜空と同様に晴れてきますね。
そこで鏡筒を向けたのははくちょう座のサドル付近、NGC6888 クレセント星雲です。
TITLE:NGC6888
DATE:2024-11-13
TIME:19:24..21:39
撮影場所:河原田
カメラ:ZWO 533MC-Pro
鏡筒orレンズ:Takahashi FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:300s
撮影枚数:27コマ
総露出時間:81分
フィルター:QBP
GAIN:100
冷却温度:0℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ZWO ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:PI、Lrで仕上げ
晴れて良かった。
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