12月13日、18時頃に熊野のいつもの観測地に到着。今晩もお一人様のようです。
そして今晩も素晴らしい星空が広がっています。屈折の鏡筒を最初に向けたのは高度30度で南中を過ぎた位置のNGC253ちょうこくしつ座銀河です。
TITLE:NGC253 ちょうこくしつ座銀河
DATE:2023-12-13
TIME:20:02..21:20
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:タカハシ FC100-DF
コンバーションレンズ:タカハシ エクステンダーQ1.6x(50.8)
焦点距離:1184mm
F値:F12
露出時間:60s
撮影枚数:45コマ
総露出時間:45分
フィルター:LPS-D1
ISO感度:12800
気温:9℃
赤道儀:SW EQ5Pro
オートガイド:PHD2 ZWO ASI 120MM-mini
ガイド鏡:30x130mm
画像処理:St9コンポジット、PI、Lrで仕上げ、約60%トリミング
画像はそこそこかなと思いますが、オートガイドの調子が悪く撮影中もグラフが結構暴れていました。自宅に戻り画像をチェックしていると、約1/3位のコマで星が少し流れています。その画像を除外して処理を行いましたが、撮影時間は約80分で使えた画像は45分でした。
どうもEQ5赤道儀の方に問題があるのか、PHD2でキャリブレーションに3分以上かかります。キャリブレーション中のターゲット星を見ているとパルスに対する反応が良くないようで中々星が戻ってきません。PHD2の設定が合っていないのでしょかね。
もう一台のSXD2赤道儀は、キャリブレーションが1分以内で完了します。
この銀河は、我々の天の川銀河から約1200万光年離れていてスターバーストで有名です。今まさに新しい星が沢山生まれているところだそうで、その雰囲気がこの画像からも感じられます。
とてもきれいですね。
赤がよく出ているようですが、フィルターのおかげでしょうか。
もしかして、ギアのかみ合わせが良くないんですかねぇー。
うまくいかないと嫌ですよね。
もともと見かけの等級が明るい銀河なので色が出やすかったのか?、よく解りませんが、雑誌に掲載の画像のような感じになりました。
EQ5は一度じっくりと調整したいと思います。