姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

養護教諭は、生きる力の土台にかかわっている

2022年05月31日 | 保健室コーチング

(社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
 


今日のテーマは
「養護教諭は、生きる力の土台にかかわっている」です。


12月の「理念を掘り起こす魔法のシート
&棒人間プレゼン」を受講された養護教諭のY先生から
メッセージをいただきました。

了解を得て紹介します。

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このたび転勤になり、大規模校に行くことになりました。

12月に「理念&棒人間」の講座を受けた際に、
それを応用して、図で保健室経営計画を作りました。

それを今回、噛み締めようと思って
もう一度ノートに書いてみると、
やはり自分の深いところの心の声なのか、
すごくすっと入り込んでくるんですね。

そしてなぜかじーんとして、
(いいこというな自分)とか、その通りだとか。

深く深く自分の中の願いを掘り起こしたからこそ、
こういうものが出来たんだなと思い、
じーんとしてしまいました。


12月に作って、貼ってはいたけど、
定期的に自分に染み込ませる作業必要だなと思いました。

逆に今までこういうものがなくて、
どうやって仕事をしていたんだと思います。


目の前のことに追われていただけなのか、
もんもんとしていただけなのか…


これを作って見直す作業をすることで
養護教諭として子どもを育てるんだ
という気持ちを意識できてるように思います。


以前は、

自分は担任じゃないから、
育てるとか、力をつけるとか
言っちゃいけないような気がしていたけど。


昨年度地域の研修会で、

自校の取り組みを発表したのですが、
見てくださった養護教諭の方の感想に、

「養護教諭がこんなにも生徒の成長に関われる
ということを感じて、自分も頑張ろうと思いました」

という感想がありました。

そう思っている養護教諭の方って
結構いるんだなって思いました。

でも、保健室コーチングに触れあうようになって、
養護教諭も生徒の成長に寄与できる。
って自信をもって発信できるようになったと思います。

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Y先生、素敵なメッセージを
ありがとうございます。

桑原は、若いころ、ある先輩から
『養護教諭という職は
学校の子どもたち全員の担任なんだよ』

と教えていただいたことがあります。

その言葉のとおり、
養護教諭という仕事、養護教諭という存在は
社会全体と学校全体をリンクさせながら
子どもたちの生きる力の土台を
作っていくことができると信じています。

だからこそ、保健室コーチングの目的は
「助けること」ではなく「レジリエンスの向上」なのです。

 

保健室は癒しの場ではなく「教育の場」

問題を成長に変えることができる場です。

自分で自分を助けることができる力
自分をメタ認知できる力
体験を学びと成長に変える力が育てば
人は自分の人生を力強く生きていけると
信じています。


Y先生は、2016年に速習コースを
受講してくださっています。

それ以来、全国大会にも何度か
参加してくださって
コツコツと学びを継続してくださっています。

学び続け、養護教諭としての
あり方を問い続けてくださっていたのだと
いうことがメッセージから伝わってきました。

Y先生は、「継続は力」そして「問い続けること」の大切さを

体現してくださっているように
感じました。

人生は答えのない問いを持ち続けることで
より深くなり、自分自身の人生を歩むことになると
考えています。


Y先生、ありがとうございました。


それでは、今日も
素敵な1日を!

 

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
 2022年4月5日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

 

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