姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

思い通りにならないこと

2006年11月04日 | Weblog

 【2006年の記事】

 小林正観さんが、その書籍でこんなことを書いていらっしゃいました。


 「思い通りにならないこと=四苦八苦」

 愛別離苦 (愛している人と別れる苦しみ)
 怨憎会苦 (うらんでにくんでいる人とあわなければならない苦しみ)
 求不得苦 (求めるものが得られない苦しみ)
 五蘊盛苦 (色 受 想 行 識)が行き過ぎてつらいという苦しみ
 
  ちなみに五蘊とは、人間が何かに対して論評・評価をすることだそうです。

  こればかりをしていると、つらくなるという意味です。

  「暑いも寒いも重いも軽いも全部自分が決めている」

 あー。そうだ。本当にそうだ。

 すべての選択は、自分がしているのです。
 
 四苦八苦とは、不幸や悲劇に対してがんばってます!ってことじゃなく、

「思い通りにならないこと」に他ならない。

  思いがあって、その思いが強すぎると、思い通りにならないことがより苦しくなる。

 「思い通りにしたい」という思いがあるから苦しくなる。

 それは、執着。

 最近、わかったことがあります。

 いろいろなセラピーを受けて、いろいろな学びをして、いろいろなスキルを学んで・・。

 それでも、とらわれた思いから、解放されない。

 なぜだろうか。

 もう、最後に残っているのは、「自分」

 「自分がどう考えるか。どう行動するか」だけが残ったから。

 後は、自分が踏み出すこと。

 心のやすらぎを、自分の中でどうとりもどすか。

 自分自身のあり方にかかっている。

 ただそれだけなんだと。
 


 


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2 コメント

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正観さんいいですね。 (ゆうじ)
2006-11-05 11:56:22
最後は「自分」そうですね。
最初も最後も「自分」なのかもしれませんね。

私は、自分自身でコントロール出来るモノってなんですか?って時々、クライエントに質問します。
初めは?ですが、長い事考えて貰っていると、
「あっ!自分ですね」って気づきが生まれるんです。
その時の笑顔っていつもステキだなぁって嬉しくなります。
(^_^)v

正観さんにちなんで、合掌
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自分 ()
2006-11-11 09:21:52
ゆうじさん、コメントありがとう。

自分が一番分からなくて、厄介ですね。

ゆうじさんのブログも、時折、拝見して、その深さに感動しています。

これからも、いろいろ教えていただきたいです。
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