姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保健室のベッドで休養した後

2006年11月08日 | 学校生活


 急に朝晩の気温が低くなりました。

 今朝の寒さは、あまりにも急激で、起床した時から「今日は、体調を崩す生徒が多いだろうな」という気がしていました。

 案の定、朝から体調不良を訴える生徒で、ベッドが埋まっていました。

 2時間目から、3年生の女子生徒が、ベッドで休養していました。

 4時間目になって、やっと少し元気を取り戻し、給食は元気に教室に戻りました。

 彼女が寝ていたベッドを見て、感激しました。

 ベッドの乱れをきちんとなおし、毛布がたたんでありました。

 毎日のように、ベッドでだれかが寝ているのですが、

 自分が寝た後のベッドを治して行く生徒は、彼女を含め、ほんのわずかです。

 彼女がたたんでくれた毛布をみながら、心からうれしくなりました。
 
 生徒は、いろいろな面をもっています。

 表面に現れる行動と心の奥底で感じていることが、どうしてもひとつにならずに、苦しんでいる子もいるように思います。

 養護教諭として、できることはほんのわずかです。
 
 私にとっては、やはり特別に可愛い3年生。

 彼らにとって、嫌なこともいわなければならないこともあります。

 今、そのことで、嫌なやつと思われても、それが、10年先に彼らの何かに生きていけばとも思います。

 今日は、5人の生徒からカードリーディングを頼まれ、彼らの聞きたいことをリーディングしました。(別に特別な能力があるわけではないです…)

 その内容は、すべてパソコンで打って、メッセージとして生徒に渡しました。(午前中の仕事は、これだけで終わってしまいました・・・。ああああ書類をつくる時間が~~)

でも、生徒達は喜んでくれているからいいかぁ!!!!
 
 少しでも、彼らの中にある可能性に光をともすことができれば、と思います。


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2 コメント

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Unknown (すみや)
2006-11-09 16:19:43
布団をたたんでいくなんて
良い子ですね^^
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あたりまえのことができること ()
2006-11-11 09:25:24
 すみやさん、ありがとうございます。

きっと、当たり前のことなんでしょうが、それが、できるって凄いことだと思っています。

そんな子が、増えるといいな。
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