(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「技術の習得の秘密と半原文楽と鬼滅の刃(No.685)」です。
今日は、スポーツや芸術、専門スキルなどの
技術習得を効果的に
体得する秘訣について、お伝えします。
岐阜県瑞浪市には
「半原文楽」という操り人形浄瑠璃があります。
歴史も古く、地域の方が
大切に守ってきた伝統芸能です。
昨年、偶然、この半沢文楽のことを取り上げた
ニュースを見ました。
子どもたちは
小学生の頃から、この文楽に
関わります。
しかし、すぐに人形を
扱うわけではありません。
地元の小学生は
「素踊り」を学びます。
素踊りとは、人形の動きを、
まねしたもの。
子供の時に、自分の体で演じ、
浄瑠璃に合わせた動きを覚えます。
本番では、人形浄瑠璃の前に
子どもたちが踊り
奉納します。
長い歴史を持つこの文楽。
なぜ、
すぐに人形の使い方を
教えるのではなく
回り道して
素踊りをやるのでしょうか?
保存会の方は
こうおっしゃっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
素踊りとは、
人形の動きを、
まねしたもの。
子供の時に、
自分の体で演じ、
浄瑠璃に合わせた
動きを体で覚えることで
大人になった時に
優れた人形遣いになれる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この話を聴いて
なるほど!
何事にも通じることだ
と感じました。
何かを学ぶと
早く上達したいなぁと思いますよね。
すでに様々な技術を駆使して
成果を上げている人を見ると
自分も早く
あのスキルを使えるように
なりたいと
考えるのは当然のこと。
桑原は、若いころ
スポーツ少年団で
小学生に
バレーボールを教えていました。
子どもたちは
「先生、早く、アタックや
変化球サーブ教えて」
といいます。
楽器や華道、武道、絵画など
いろいろなことを
誰かに教えている方も
『基本練習や理論ばかりは
面白くない』
『早く、○○のやり方教えてよ』
とせがまれたりするという
経験があるかもしれません。
あるいは、皆さん自身が
何か新しい手法を学ぶ時も
理論より、目の前の課題を
速攻で解決する
「やり方だけ教えて」と
考えることがあるかもしれません。
しかし、理論も土台も理解しないまま
すぐに成果が出せる
技術や手法を手に入れても
思ったような成果を
あげることはできません。
「素踊り」=「体得」です。
将来、自分と人形が
一体化して
観る人の心を動かす
舞を踊るために
この回り道が
とても大切です。
素晴らしい人形遣いになるには
この土台(基本)の部分を
徹底的に
体を覚えさせる
ことこそが近道ということです。
「鬼滅の刃」のヒットで
剣道を学ぶ子どもが増えたそうですが
多くの子どもたちが
基本練習を嫌がらないそうです。
それは、鬼滅の刃で
炭治郎が
「刀を振る前の土台となる能力」
「基本の型」を
何度も何度も、繰り返している
姿を知っているからだそうです。
保健室コーチング資格コースでも
最初の2日間は
理論と基本を徹底的に
学びます。
その理論と土台をもとに
多くのアプローチ法を習得します。
コースが終わった1年くらいは
多くの受講生は
テキストを見る時
「スキルのページ」ばかりを
復習し実践します。
しかし、そのうちに
テキストの最初の理論の部分こそが
本当に大切な事だったんだ
と気づきます
そこに気づかないうちは
学んだ「スキル」「ワークシート」で
子どもたちを変えようとします。
しかし、それは
「知識」や「スキル」で人を変えようという
本質から外れたこと。
そこでつまづいて、はじめて
そうじゃないんだと
原理原則の大切さに
気づきます。
「もう一度、第1講でやったことを
思いだします!」と。
〇〇〇〇さんは
今、何かを学んでいますか?
長年学んでいるもので
あればあるほど
最終的に
立ち戻るのは
土台の部分だと
気づかれたことがあるのでは
ないでしょうか?
それでは、
今日も素敵な1日を!
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「技術の習得の秘密と半原文楽と鬼滅の刃(No.685)」です。
今日は、スポーツや芸術、専門スキルなどの
技術習得を効果的に
体得する秘訣について、お伝えします。
岐阜県瑞浪市には
「半原文楽」という操り人形浄瑠璃があります。
歴史も古く、地域の方が
大切に守ってきた伝統芸能です。
昨年、偶然、この半沢文楽のことを取り上げた
ニュースを見ました。
子どもたちは
小学生の頃から、この文楽に
関わります。
しかし、すぐに人形を
扱うわけではありません。
地元の小学生は
「素踊り」を学びます。
素踊りとは、人形の動きを、
まねしたもの。
子供の時に、自分の体で演じ、
浄瑠璃に合わせた動きを覚えます。
本番では、人形浄瑠璃の前に
子どもたちが踊り
奉納します。
長い歴史を持つこの文楽。
なぜ、
すぐに人形の使い方を
教えるのではなく
回り道して
素踊りをやるのでしょうか?
保存会の方は
こうおっしゃっています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
素踊りとは、
人形の動きを、
まねしたもの。
子供の時に、
自分の体で演じ、
浄瑠璃に合わせた
動きを体で覚えることで
大人になった時に
優れた人形遣いになれる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この話を聴いて
なるほど!
何事にも通じることだ
と感じました。
何かを学ぶと
早く上達したいなぁと思いますよね。
すでに様々な技術を駆使して
成果を上げている人を見ると
自分も早く
あのスキルを使えるように
なりたいと
考えるのは当然のこと。
桑原は、若いころ
スポーツ少年団で
小学生に
バレーボールを教えていました。
子どもたちは
「先生、早く、アタックや
変化球サーブ教えて」
といいます。
楽器や華道、武道、絵画など
いろいろなことを
誰かに教えている方も
『基本練習や理論ばかりは
面白くない』
『早く、○○のやり方教えてよ』
とせがまれたりするという
経験があるかもしれません。
あるいは、皆さん自身が
何か新しい手法を学ぶ時も
理論より、目の前の課題を
速攻で解決する
「やり方だけ教えて」と
考えることがあるかもしれません。
しかし、理論も土台も理解しないまま
すぐに成果が出せる
技術や手法を手に入れても
思ったような成果を
あげることはできません。
「素踊り」=「体得」です。
将来、自分と人形が
一体化して
観る人の心を動かす
舞を踊るために
この回り道が
とても大切です。
素晴らしい人形遣いになるには
この土台(基本)の部分を
徹底的に
体を覚えさせる
ことこそが近道ということです。
「鬼滅の刃」のヒットで
剣道を学ぶ子どもが増えたそうですが
多くの子どもたちが
基本練習を嫌がらないそうです。
それは、鬼滅の刃で
炭治郎が
「刀を振る前の土台となる能力」
「基本の型」を
何度も何度も、繰り返している
姿を知っているからだそうです。
保健室コーチング資格コースでも
最初の2日間は
理論と基本を徹底的に
学びます。
その理論と土台をもとに
多くのアプローチ法を習得します。
コースが終わった1年くらいは
多くの受講生は
テキストを見る時
「スキルのページ」ばかりを
復習し実践します。
しかし、そのうちに
テキストの最初の理論の部分こそが
本当に大切な事だったんだ
と気づきます
そこに気づかないうちは
学んだ「スキル」「ワークシート」で
子どもたちを変えようとします。
しかし、それは
「知識」や「スキル」で人を変えようという
本質から外れたこと。
そこでつまづいて、はじめて
そうじゃないんだと
原理原則の大切さに
気づきます。
「もう一度、第1講でやったことを
思いだします!」と。
〇〇〇〇さんは
今、何かを学んでいますか?
長年学んでいるもので
あればあるほど
最終的に
立ち戻るのは
土台の部分だと
気づかれたことがあるのでは
ないでしょうか?
それでは、
今日も素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年1月26日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
2021年1月26日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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