姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

「子どもの意欲を引き出す深層コミュニケーション」というテーマで現職教育講師をしてきました。

2007年08月03日 | 講演・研修・講座・セミナー



 郡内のK小学校で、先生向けの現職教育講師としてNLPのお話をさせていただいく機会をいただきました。
 
 テーマは、「子どもの意欲を引きだす深層コミュニケーション」

 NLPを学び始めて4年。


 まだまだ自分自身が学びの途中なのですが、それでも、この4年間、自分の現場の中でNLPの概念を活用し、教師がNLの概念を知っていることの必要性を感じてきました。まさに、頭出の理解ではなく、からだで感じ、「腑に落ちた」ことがたくさんありました。


 未熟ながら、それでも、私が、多くの人々の前に立って、NLPを伝えていこうと思ったのは、自分の目の前の子どもたちだけでなく、多くの先生方の眼の前にいる子ども達のハッピーのお手伝いをしたいと思ったから。
 
 NLPを知ることで、教師は生徒を理解するための引き出しを増やすことが出来ます。それは、スキルとかテクニックではなく、山崎先生から学んだ「本質」を知ることです。
 さまざまなスキルがどうして、効果的なのかをそれを知ることがとても大切であり、お一人お一人の先生がもっていらしゃる教師としてのリソースの質をより深いものにすることが出来ると確信しているからです。

 私が他の先生方より有能だとか優秀だからとかというつもりでNLPを伝えていくつもりはありません。教師として、私よりもたくさんすばらしい物を持っていらっしゃる先生方が、これまでのご自身のやり方に、NLPの概念を付け加えて行っていただけるだけで、そのお力が100にも200にもなると思っているからです。

 私は、それをつたえる媒体として、自分自身の体験を増やし、一貫性をもってお伝えすることができる存在でありたいと思います。

 前置きが長くなりましたね。

 以下は、今回の現職教育でお話させていただいた内容です。

1 NLPについて
2 子どもの意欲とは何でしょう?
3 子どもの価値を引き出し,意欲を高めるコミュニケーションとは?
4 コミュニケーションにおける無意識の反応(1) 入力モード(VAK)を知る
5 コミュニケーションにおける無意識の反応(2) 相手を承認する聴き方
5 コミュニケーションにおける無意識の反応(3) 相手の深い部分に届く承認をする。
6 コミュニケーションにおける無意識の反応(4) 質問の力を活用し、意欲を引き出す。
7 まとめ

 以上のお話を2時間でさせていただきました。ふだん、1日あるいは2日間かけて行うものを2時間という短い時間でお伝えするためにどうしても、基本的な内容だけとなります。なんとか知識としての理解だけでなく、からだで落として感じ取っていただきたいと思い、ワークなども取り入れてみました。 表層で行われるコミュニケーションではなく、反応的におきる人間の行動を脳科学の視点からお話し、特にVAKの話については、興味を持ってくださった先生が多かったようです。
 少々欲張ってしまいました。内容を精選することも必要だったかもしれません。これからの改善点です。

 気持ちよくお話を聞いてくださったK小学校の先生方ありがとうございました。



最新の画像もっと見る