姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

思考と感情と体とレジリエンス

2021年05月26日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー
(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌(朱美)です。


今日のテーマは
「思考と感情と体とレジリエンス」です。

考えすぎて動けないことって
ありますよね

逆に、感情で突っ走ってしまうことも
ありますよね

あなたは、
どちらの傾向が強いでしょうか?


分析的な人、感情的な人
なんて言ってしまうとそれまでですが

別の言い方をすると

ディソシエイト(客観的・傍観的)
傾向が強いのか

アソシエイト(主観的・同一化)
傾向が強いのか

ということになります。


問題を自分と切り離して
分析的にとらえようとするのが
ディソシエイト


一方、問題や思考、感情と
自分自身が一体化した
状態が、アソシエイト


どちらが良い、悪いということは
ありません。

思考的になりすぎると
考えすぎて動けなくなったり
共感力に欠けてしまったり

問題に入り込んでしまうと
冷静さを失い
衝動的になってしまいます。

大切なのは
・その違いを理解すること
・自分の傾向を知ること
・自分でコントロールすること

です。


過去の1つの出来事を
ずっと手放せず
同じ視点でしか
考えられない時

これは、
その過去のその時の
切り取られた時間に
同一化(アソシエイト)しています。


その出来事を思い出すと
その時の感情を
今ここにいる自分が
再体験してしまうのです。


その時、
その人の時間は止まっています。


同じことを
同じように思い出し
そこにどっぷりつかり

同じ思考と感情を
堂々巡りします。

すると、
胃が痛くなったり
無名が苦しくなったり
怒りで体が熱くなったりという

身体症状として
現れることがあります。

これが強すぎると
コントロール不能となります。

周りの冷静な
アドバイスも注意も
耳に入りません。

一方、
過去の出来事を
少し離れたところから
眺めることができると

「あの時は辛かったけど
今思うと、必要な体験だった」

などと、その時の感情に
取り込まれないという
こともあるのでは
ないでしょうか。

自分の人生の時間は
動いていて

その流れる時間の上で
過去のその出来事を
みています。

常に冷静であれ
ディソシエイトしなさい
ということではありません。


相談者の中には
一見、とても冷静に
分析しているようで

思考で感情を押さえつけているだけ
感情と思考という
真逆に動いているものを

理屈で無理やり
抑え込もうとする人も
います。

この状態は
決して、本当の
ニュートラルでは
ありません。

支援職の方は
相談者の状態を観察する時

この視点を持ち、
アソシエイトして苦しんで相談者を
上手にディソシエイトさせる
必要があります。

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人間がよりよく
生きていくためには

必要な時に
アソシエイトし
必要な時に
ディソシエイトする
ことができる

ということです。
 
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これは、
脳と五感を上手に使って

よりよく生きるために
不可欠なこと。

これがうまくできるだけで
レジリエンスが向上する!
ということを
 
保健室コーチングベーシックコースで
徹底的に学びます。

あすは、アソシエイトを
上手に使う方法を
お伝えします。


それでは
今日も素敵な1日を!
 
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2021年5月19日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
 

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