姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

3学期!!!

2008年01月07日 | 学校生活

今日から3学期。

始業式では、校長先生が、「本校最後の学期です。あと何回校歌を歌えるでしょうか。

本校の最後を、充実した毎日にして過ごしましょう」というお話をされました。

本校も閉校まであと3か月になりました。
さびしいですね。

始業式の全校生徒を、後ろから見ていると、いろいろな思い出がもうすでに、わたしの中で巡っています。

保健室も、少しずつ片づけています。とはいっても、まだまだこれから感染症も流行する時期。

必要のないものからの整理になります。



11時半の下校の音楽とともに、保健室に、ちょっと立ち寄って雑談をする生徒もたくさんいました。

生徒が下校し終わって、午後からは、職員会があるので、3年生の先生方といっしょに食事をしました。

そこで、こんな話を聞きました。

主任の先生の大学時代の友人で、お店のコンサルタントをしている人がいるそうです。

その人は、いろいろなお店が繁盛するようなアドバイスをしているのですが、

「ぶれるな!」ということをよく言われるそうです。

 自分が持っているビジョンを、周囲の雑音に惑わされてぐらつかせてはいけないということを、

コンサルをしながら伝えるのだそうです。

 主任の先生は、「企業とか社会は、今、どんなことを求めているのか」ということを聞いたら、

 「ちょっとこれが好きだから、という軽い気持ちでお店をもつなんて世の中は甘くない。

多くの人は、店を持つことが目的になってしまっている。

それでは、店を持ったら夢は無くなるのか・・。

そうじゃない。そのお店で何を伝えて、自分しかできないことは何かを考えていくのが大事なんだ」



・・・・・「ねぇねぇ、ケンジ先生、これって、先生たちがやってきたキャリア学習と共通した考え方ですよね」

 「そうだろう?おれもそう思った」

 職業=夢ではない!ということは、以前にもこのブログで描いたような気がします。

 そして、高校に入ること=夢ではない。

 それを達成することで、何を得たいのか?

 それを達成することで、どんなことを社会に貢献したいのか?

 それこそが大事。

 自分以外の何者かになることではなく、自分が自分としてこの世に生まれてきたその目的を知り、社会に貢献する。・・

 その大切さを、子供たちに伝えたいです。

 それだけのオンリーワンの存在意義をだれもだもっているということを。
 


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1 コメント

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Unknown (hbar)
2008-02-02 21:11:10
3月で閉校ですか。
大変ですね。それだけに今居る子供達が可愛いのでしょうね。又、見守る子供が出来る事を願います。
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