人への尊敬は、自分に戻ってくる。

　冬休みも終わり、明日から、3学期です。

　平成19年度も、３か月を切りました。

　４月からは、新しい冒険の旅が始まります。

　私のヒーローズ・ジャーニーです。

　そんな冬休み最終日。
　
　ビデオに撮っていた「のだめカンタービレ　前半」を見ました。

　予選の第３ステージで、カチカチに緊張し、自分を見失ったチアキ。

　オーケストラの指揮をしながら見えるものは、奏者たちの欠点ばかり。

　自分の思うように相手を動かそうと思うあまり、まったく相手への尊厳をわすれてしまいます。

　気がつけば、だれも指揮を見ていない。

　指揮者と奏者は、まったく一つになれず、そこから生まれる音楽は、「音のあつまり」でしかありません。

　自分自身に負けてしまったと嘆くチアキ。

　それでも、なんとかファイナルステージの３人として残ります

　彼は、日本に残るＳオケの仲間たちからの励ましで、もう一度大切なものに気付きます。

　そして、迎えたファイナルステージでの指揮。

　一人一人の奏者に対して、尊厳の意をもって指揮棒をふるチアキ。

　　前回と同じ曲を演奏しながらも、そこには、まったく違う波動をもったすばらしい音楽が流れ、

　人々の心を揺り動かします。

　
　彼は、指揮棒をふりながら

「私が、師から教わったこと。それは、人への尊厳が自分に戻ってくるということだった！！」

人とのかかわりの大切さを教えてくれるすてきなことばだと感動しました。


音は波動です。ことばも音の集まりですから、ことばだって波動です。

どんな気持ちで、相手にことばをはっしているか？

ことばには、音声とその人の感情や思いがミックスされて「波動」を作り出します。

どんなに素晴らしいテクニックをもってしても、無意識に伝わるものがあります。

相手を尊重する。大事なことを思い出すことができました。

そんな折、近所のＢというスーパーに行きました。

レジで、店員さんが、お客さん（おばあちゃん）に親切に対応していました。

その気持ちに、そのおばあちゃんが、これまた相手を思いやって答えていました。

後ろでそのやり取りをほほえましく見ていると、そのおばあちゃんが、

「ごめんなぁ。わしのせいで、じかんかかっとるなぁ。」と頭を下げてくださいました。

「いいえ」と私も笑って答えたのですが、なんてすてきなおばあちゃんだろうと思いました。

明日から、仕事。

最終日に、すてきな出来事にであいました。

神様からの「明日から、この気持ちを持ってがんばれよ」っていうエールかな？

今日の兎汰クン「ターバン野口やってますけど・・何か？」