姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

HMRメソッドの活用・役に立とうとしなくていい

2020年11月02日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。


今日のテーマは


「HMRメソッドの活用・役に立とうとしなくていい」です。


先日の記事で、

HMRメソッドの「人生の魔法カード」「キャスティングマップ」

お伝えしました。


他にもいろいろな

カードや紙芝居、教材があります。


最初に創ったカードは

2011年の質問カードですので、

すでに9年目となります。


質問カードをはじめ

様々な教材たちが

全国の保健室や教室

フリースクール、

学童や家庭で

活躍しています。


その中で

メソッドを使っても

うまくいく人と

いかない人の違いが出てきます。


便宜上、

「うまくいく」と表現しましたが

これはとても

主観的なものですので

少し語弊があるかもしれません。


例えば、

質問カードを使っていて

引いたカードの質問を見て

「こんなの答えたくない」と

言う子がいます。


この状況で

「失敗した」と考える人と

「しめしめ」と考える人がいます。


失敗したと考える人の多くは

カードを使って

子どもの問題を「解決」

しようとする傾向があります。


カードを引いた後

「先生、ありがとう。

先生のおかげで解決した」

と言ってほしいという

気持ちが

どこかにあるのかもしれません。


この

「苦しみを取ってあげなくては」

「役に立たなくては」

「解決しなくては」

「成果を出さなくては」

と考えるマインドが

カードを使う壁になります。



そのマインドが

相談者の心に

「コントロールされたくない」という

無意識の壁を作るからです。



例えば先ほどの

「質問に答えたくない」と

怒り出す生徒。


脳の科学を理解している

支援者は

「しめしめ」と考えます。


なぜなら

意識が嫌がれば嫌がるほど

無意識では

その質問の答えを

ずっと探し続けることを

知っているからです。


そして、

数日、あるいは数か月後に

ある日

はっと気づくことを

知っているからです。


成果を目の前で出さなければ

と考える人は

それができないと

自分の存在価値は

ないのではないかと

考えるようです。


そう考えると

せっかく買ったカードも

使えないというのです。


せっかく使っても

成果が出なければ

自分のことを

ダメだと思われるのではないか

と考えてしまうようです。


HMRメソッドは

基本的な使用方法が分かれば

あとは

使用する人が

柔軟に活用できるようになっています。


「正しく使わなくては!」

と考えるより

メソッドの背景にある

脳の科学を

理解してほしいと思っています。



正しいやり方

正解を求めるより

支援者のあり方が

相談者の反応に

影響を及ぼすのです。



系統的に学びたい方は

メソッドの活用法をまとめた

DVDもありますので

ぜひ、学んでくださいね。




それでは

今日も、今日も素敵な1日を!

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年10月27日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 



メルマガバックナンバー
https://1lejend.com/b/IRnMnAEvyo/


メルマガが届いたり届かなかったりする!
という方は、LINE@に登録していただくと
確実に届きます。
https://hoken-coa-joint.net/recommend/#line

 



最新の画像もっと見る