姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

ぼくが ママの たからもの

2012年05月08日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

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 2001年 9月13日に 発行した 保健だより「すこやか」に掲載した 詩です。

 当時 「いのちの教育」というサイトで見つけ 掲載許可をいただきました。

 「すこやか」は 保護者向けに発行していた 保健だよりです。

 当時は 存在承認ということばも 知りませんでしたが、

 いのちの学習のカリキュラムを通して

 自己尊厳 人間の本当の価値というものを 伝えたいと願っていました。

 それは 今も変わりません。いえ、どんなセミナーをしようが 講演をしようが 根底に流れているのは

 ただ その一つです。

 以下、小学校1年生の詩を紹介します。

 
 おかあさんのたからもの

 せんせい あのね

 おかあさんのたからものはね

 ぼくだって

 おかさんのたからものはね

 ぜったい ゆびわだとおもっていたけど

 ゆびわは 2ばんめだった

 ぼく たからものになっちゃってこまるよ

 たからものって はめたり つめたり かけたするものなのに

 でも なんか いいきぶん

 ぼくは そとへでて はしりまわったよ。




 以下は この詩によせて 書いた 当時の私のメッセージです。

 “子どもたちが ほしいものはなんでしょうか?

 それは モノでも 豪華な食事でも 点数でもない。「自分が存在するに値する人間である」という確かな実感ではないでしょうか。

 保健室では、「生きる力」の根本は 自己尊厳にあるととらえています。心のねっこに 「愛されている」という実感がある子は 大きく伸びるといわれいているゆえんもそこにあると思います。上記の詩は それを見事に表現と手いると思います。”



 学びを重ねた 今は NLPの概念や様々な理論や実践を通して

 より 科学的に このことを 伝えるすべがあります。

 現場にいる時は

 いのちの授業 保健行事、保健室での 一人一人へのかかわりを通して

 伝えていました。

 私の原点の一つは まさに 保健室での実践と それを支えてくださった 先生方や保護者のかただと 

 再認識しています。

 そして 今は こうした実践の上に 深い学びをミックスさせて

 教育講演、親学講座、ママンコーチング、保健室コーチングという 講座を通して 

 大人の方にも 「存在価値」を 伝え続けています。

 子どもに関わる大人が 幸せであること

 ママが 幸せであることが


 実は 日本の 再起に 一番必要なのではないかなと思います。


 教育はどんなにシステムを変えても 変わりませんでした。

 教師一人一人が 自分の本来の価値や可能性を思い出すことも必要です。

 そんなことを 考えた 早朝でした


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