姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

ダラダラ保健室に居続ける子はいなくなり、 自分の答えを見つけるようになりました。

2012年12月07日 | 保健室コーチング

 保健室コーチングベーシックコース名古屋4期を修了された KSさんが 感想を届けてくれました。感想メールの冒頭には 


 「保健室コーチングを受けて、本当によかったです。毎日が楽しくなりました。いろいろ迷いながら仕事をしていて「らくになりたい」と思って受講しましたが、

 こんな感覚になれるとは思ってもみなかったくらいの変化です。しかも、こんなに早く!」というメッセージが付け加えられていました。


【KSさんの感想】

 タイムランは本当に驚きました。

 によって未来と過去の思い浮かべ方が異なることも、え、ちがうの?という発見でしたが、ワークでの体験はすごく衝撃的な感覚でした。

 ペアの方の様子を見ていて、“私もきっと、過去が気になるのだろうな”と想像していました。

 でも、実際に体験してみると、まったく違う感覚で、そのことにまず戸惑い、次には動けなくなりました。

 過去のことを聞かれても、何も感じず、何も見えず、未来も遠く、まるで何もかもが人事で、手放してもいいと思うくらいでした。

 なぜ自分が動けないのか分かりませんでした。

 戸惑いの中、動けない自分に気付くと、何を思うわけでもないのに突然苦しい感情が湧き出てきて、涙が出ました。

 それが暗い感じではないのがまた不思議でした。苦しい感情で涙しているのに、目の前はただ真っ白でした。

 その状態の意味が、姫先生の「過去はすべて他人のものだったのよ」という言葉でわかりました。

 “自分がない”というのが、この感覚だとわかりました。

 でも、正直、ここまで自分がなかったとは思っていませんでしたので、衝撃的な気づきのワークでした。

 姫先生が「未来はこれから自分でつくればいい」と言ってくださったことが、その時は自分にはあまりに大きなことだと感じましたが、

 それから2週間ほど経ち、自分にも自分の未来がつくれるという自信がついてきました。

 ベーシックを受ける前に比べ、1日の始まりの気分が全然違い、毎日どんなことが起こるかなと楽しみになっています。

 今までよりも、子供たちのことがかわいく感じますし、この子たちは大丈夫だなとも思えます。

 自分の状態管理で、子供の様子がこんなに変わるのだと毎日実感しています。

 ダラダラ保健室に居続ける子はいなくなり、みんな何かしら自分の答えを見つけて保健室を出ていきます

 いろいろ試していますが、マラソン大会では3Dのディソシエイトがとても役立ちました。

 途中棄権の子や思う結果が出せずに泣いていた子が、みんなどこかの自分の弱さに気付き、来年に意欲を向けて笑顔で保健室から出て行きました。

 3Dのディソシエイトは、子供が客観的に自分を見られるようになるので、いろいろな場面で使えています。

 また、教室に行きたくない不登校気味の子(どんよりして朝は何も話さない)には、まず、ブレインジムのPACEを一緒にやることにしています。

 そうすると、すぐに会話ができるようになることがわかりました。これもまた驚きです。

 ベーシックを受けて、自分も子供もまわりも本当に変わってきています。これだと思って受講したのはやはり間違いがなかったなと実感しています。

 姫先生や一緒に受講させていただいた方、アシスタントの方、今回出会えて本当によかったです。ありがとうございました。


(KSさん 愛知県から参加)

 



KSさんは 若い養護教諭さんです。

学んだことを確実に 現場で実践されご自身で検証されました。

コツコツと現場で実践されることでたくさんの気づきを得られ それをご自身のアプローチ力の向上につなげていかれました。

会場でのワークでは 真摯にご自身と向き合われあふれる感情に驚き 受け止め 常にご自身の体験を通して 人間理解を深めていかれました。

 自分自身の状態が変わることで 周りへの影響がこんなに変わるのか? というのは 多くの受講生さんが現実生活の中で体験されることです。

保健室コーチングのワークでは 「すべて 自分が発信源」ということを体験できるんですね。




最新の画像もっと見る